洗面所はコンパクトな空間ながら、家族みんなが一日に何度も使う場所ですよね。
朝の身支度や洗濯、日常の手洗い、入浴前後の衣類の脱着など、
多くのことを狭い洗面所で行っているという方も多いのではないでしょうか。
いろいろなことを行うぶん、生活感のあふれるモノも、この空間に必要になります。
そのうえ、洗面所は来客も使う場所でもありますよね。
つまり、洗面所はキレイに保ちたい!だけど難易度の高い場所なんです。
そこで、整理収納アドバイザーのトノエルが、洗面所のキレイを保つ収納術をご紹介します。
※最終更新日 2021.04.15
何も置かないのが◎洗面台のキレイを保つポイント3つ
水まわりを清潔に保つためには、掃除のしやすさが最優先です。
そのためには、何も置かないのが理想的。
だけど、洗面台のように家族みんなが頻繁に使うスペースは、そうはいかないのが現実です。
そこで、出し入れの手間を省くためにも、毎日の生活で頻繁に使用する“必要最低限”のモノだけ出しっぱなしにしておくのがおすすめです。
でも、モノを出しっぱなしにしておくと、乱雑な印象になってしまいますよね。
そこで、出しっぱなしでも乱雑な印象を与えないポイントを3つご紹介します。
ポイント1.出しっぱなしにするモノを厳選する
- ハンドソープ
- コップ
- タオル
- ドライヤー
- 歯ブラシ
- ティッシュ
使用頻度の高いアイテムは、ご家庭によってさまざまですよね。
あなたやご家族が何をよく使っているのか、具体的に考えて書き出してみましょう。
サッと取れる位置に出しっぱなしにするモノは、使用頻度の高いモノだけに厳選するだけでも、すっきりとした洗面台になります。
ポイント2.水が付きやすい場所に置くものは最小限にする
それなら、こんな工夫をしてはいかがでしょうか。
- 水滴が付きやすい場所に置くモノをなるべく減らす
- 水が溜まりにくい状態で置く
……こうすることで、洗面台に水垢やカビが発生しにくくなりますし、
モノを退かす手間が少なくてサッと拭くだけなので掃除もラクですよね。
トノエルが洗面台に置いているのは、ハンドソープとコップのみ。
コップは、ハンドルを立てておいても引っ掛けておいても水が切れる
「PLYS base (プリスベイス) タンブラー(550円)」を使っています。
継ぎ目もなくて水垢も溜まりにくく、ラクして清潔を保てます。
アクリル樹脂製なので、軽くて子どもにも安心◎
オシャレで清潔感のある色展開なので、選ぶ楽しみもありますよ。
ハンドソープは、無印良品の「PET詰替ボトル・泡タイプ・クリア・250ml用(350円)」を使用しています。
シンプルで使いやすいので、キッチンとトイレの洗面台でも同じモノを使っています。
ポイント3.清潔感のある色や素材に統一する
一つひとつのモノは素敵でも、出しっぱなしにしていると乱雑な印象になってしまいます。
清潔感を演出するためには、出しっぱなしにするモノだけでも、モノトーンや透明など、色数を抑えてシンプルなモノ選びをするのがいいかもしれません。
扉に簡単に固定できるタオルバーは賃貸でも◎
引越しの多いトノエル家では重宝しています。
山崎実業のtowerシリーズ「マグネットバスルーム歯ブラシホルダー 5連 ホワイト(1,210円)」を
洗面台横の洗濯機の金属部分に磁石でくっつけて吊り収納にしています。
ティッシュも、山崎実業のtowerシリーズ「マグネットコンパクトティッシュケース タワー(1,430円)」を
同じく洗濯機に磁石でくっつけて使用しています。
こちらは、袋入りのティッシュペーパーに合わせたコンパクトなサイズです。
背の低い子どもにもサッと取りやすく、便利です。
シンプルな生活用品を探すときには、
無印良品・KEYUCA・山崎実業のtowerシリーズをチェックしてみてください。
こんなのほしかった!という商品に出会えるかもしれません。
洗面台の鏡裏の収納 活用ポイント4つと実例
鏡裏の収納を活用するためのポイントを4つご紹介します。
ポイント1.洗面所で使う、細かいモノを収納する
そのぶん、家族それぞれが身支度に使う、コンタクトレンズや整髪料、化粧品など、細かいモノにあふれているのではないでしょうか。
奥行の狭い収納はどこに何があるかわかりやすくモノが埋もれにくいので、細かいモノの収納に向いています。
扉を閉めてしまえば派手な色柄も見えなくなるので、隠しておきたいモノの収納にも向いていますね。
ポイント2.使う人別にまとめる
なるべく開け閉めする扉が少なくなるよう、モノは使う人別にまとめて収納することをおすすめします。
ポイント3.どこに誰のモノを収納するかは、時間・頻度・能力で決める
鏡裏収納がいくつかある場合、どこに誰のモノを収納するか迷いますよね。
そんなときは、まず家族の使用する時間帯や長さを振り返ってみましょう。
これは洗面所を使う頻度を重視して決めています。
夫は毎朝、奥の扉を開けっぱなしでモノを出し入れしながら身支度を整えていますし、トノエルも同様に手前の扉を開けるだけで身支度ができるようになっています。
ポイント4.同じタイミングで使うモノをグルーピングする
トノエルは鏡裏に、主に朝の身支度で使用するモノを収納しています。
上から順番に取り出して使えば、身支度が完了するようになっています。
上段には、ヘアブラシとヘアワックス。
中段には、化粧品。
下段には、装飾品。
外出先から帰宅し、手を洗うときに時計やブレスレットは必ず外すので、ここに収納しておくのが便利です。
まとめ
いかがでしたか?
「洗面台をキレイに保つためのポイント3つ」と
「洗面台の鏡裏収納の活用ポイント4つ」をご紹介しました。
丁寧な暮らしやホテルライクな洗面室に憧れはあっても。
毎日、仕事や家事や育児に追われていると、使うたびに丁寧に掃除をしたり整頓したりすることなんてできないですよね。
参考にしていただけるとうれしいです。
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