整理収納アドバイザーのトノエル家では、
- 子どもの成長
- 新型コロナウイルスの影響による休校
- 親の在宅勤務
- 転勤による引越し
……など、さまざまな状況の変化に合わせて、子どもの学習スペースを変更してきました。
2年あまりの間にさまざまな変遷をだどってきた、小学3年生の姉の学習スペースをご紹介しますね。
性格は芸術派・こだわりの強い自由人
どんな部屋や収納が使いやすいのかは、人それぞれ。
まずはトノエルの上の子がどんな子なのかを、母親目線でご紹介します。
父親の転勤に伴って、転校したばかりの小学3年生。
まだ「引越したくなかった」ということはありますが……
幸い新しい学校に友達もできて、以前から続けていた習い事も、新しいお教室でお世話になり始めたところです。
以前は強い物欲で大量のおもちゃを保有していましたが……
最近はモノより友達。
モノよりYouTube。
モノよりゲーム。
元片付けられない女で、床の上を散らかしまくっておりましたが、
引越しが良い機会になったようで、インテリアにも興味が出てきた様子。
「インテリアを楽しむためには、片付けないといけないんだ!」
……ということに気付いてきたような、そうでもないような。そんなところです。
趣味は、
- 踊ること
- スマホでゲーム
- プロジェクターでYouTube
- 旧友とのLINE電話
- 本を見ること(読むじゃない)
……最近では、家族でお出かけしようとさそっても
「留守番してる」といって、家で自由を謳歌していることも増えてきました。
自分のスペースは欲しいけど……
まだまだ大人と一緒じゃないと寝られない。
リビング横の和室を子供部屋にする
トノエル家は72㎡の3LDKのマンションに4人暮らし。
決して広くはありませんが、狭すぎて暮らせないというほどでもありません。
家族で相談して、そこを子供部屋にすることにしました。
家具はこのように配置しています。
小3女子の学習机と学用品・趣味のモノの収納
トノエル家の場合は、
- 子どもの荷物を置く場所
- 子どもが1人で集中できる場所
……この2点を確保するために用意しました。
学習机は無印良品の「オーク無垢材デスク(引出・足元棚付)」です。
ポイントや収納方法を詳しくご紹介しますね。
無印良品の学習机を、この位置にした理由
実は、小1の弟よりも片付けが苦手な小3の姉。
引越し前は、本人の希望で習い事に週5で通うほど忙しくしていたので、なるべく帰宅後の動線が短くなるように、この位置に娘の学習デスクを配置しました。
まだ、こちらでの習い事は以前ほど忙しくはしていませんが、そのうちまた忙しくなるかもしれないし……と。
上置き棚は「飾り棚」&教科書・図書館の本の収納
デスク上には上置き棚を設置して、主に飾り棚として使用しています。
使用しているのは無印良品の「オーク無垢材デスク用上置き棚」です。
この上置き棚には、飾るだけではなく、
- 教科書やノートなどの教材
- 図書館で借りた本
- 鉛筆削り
……も収納しています。
「上置き棚は必要か?」という問題
学習デスクを購入する時、上置き棚を付けるかどうか、悩まれる方は多いですよね。
上置き棚がないほうが、大人好みのすっきりとした見た目になります。
一方で、子どもにとって目の前に必要なモノを置いて置ける「上置き棚」はやはり便利な収納スペース。
コンパクトなマンションに4人暮らしのトノエル家では、少しでも子どもたちの収納スペースの余力を確保するために、上置き棚も購入しました。
図書館の本は、区別して収納する
図書館に行くと、いつもたくさんの本を借りてきます。
そんな図書館で借りた本を、自宅の本と区別して収納できるように。
借りた本は上置き棚に収納するようにしています。
低学年の教科書・ノートは少ない
教科書とノートはこの写真の左側に置いている、
無印良品の「木製収納スタンド・A5サイズ」に収納するようにしています。
国語・算数などの主要科目は、ほぼ毎日授業があるので、常にランドセルに入れっぱなし。
まだ、このスリムな仕切りでも大丈夫そうです。
学習塾の教材などのほうが、かさばるのかもしれませんね。
姉が入学したときに、
……って驚いたことを思い出します。
引出しはポリプロピレンケース
デスクの甲板の下に2つ引出しが付いている他は、
無印良品の「ポリプロピレンケース・引出式」の薄型と浅型と深型を組み合わせて使用しています。
※引出しの組み替えは推奨されていません。自己責任でやっています。
同シリーズの木製の引出しを購入しなかった理由は
- すでに無印良品の「ポリプロピレンケース・引出式」を使用していた
- 木製で大容量の引出しよりも、プラ製の引出しのほうが使い勝手が良いと判断した
……といったところです。
この引き出しは、前の前の家に住んでいたころに、デスクをDIYした際に購入したもの。
主に大人が使うモノを収納してきました。
すでに購入してから5年ほど経過していますが、まだまだ活用できそうです。
1カ月半ほど前に引越した時に、2人の子どもにこの引き出しを明け渡しました。
この引き出しの中にそれぞれ文房具や雑貨などを収納した状態で、荷造りをして引越したので、引越し後の生活もスムーズに開始できました。
……といった翌日、さっそく2人はシールでデコレーションしました。
ランドセル置き場は試行錯誤中
ランドセルは、机の横のフックに吊るか、
イスの下に入れて置くか、
重いランドセルを引っ掛けるのは、手を挟みそうでまだ危なっかしい。
一方で、イスの下に置くのも、開きっぱなしになったランドセルが乱雑な印象で……。
本当は、ランドセルは「置くだけ」収納が◎で、引越し前は姉もそうしていました。
学習チェアは無印良品じゃない
足元に棚が付いている学習チェアはISSEIKIの「キッズ ライフ チェア オーク」です。
無垢のオークの質感が上質で、お値段以上の商品だと感じています。
ただし、無垢材の柄や色は個体差があることも……。
そのあたりを含めて検討したいですね。
帽子・アウター・バッグは吊り収納
- 帽子
- アウター
- バッグ
……などは、フックに引っ掛けるだけの吊り収納が便利です。
フックは和気産業の「Jフックシングル ホワイト」を愛用しています。
虫ピン3本で壁に設置できるので、賃貸でも安心。
子供の衣類を引っ掛けるだけだと、耐荷重的にはオーバースペックですが……。
大きな鏡とバーを子供部屋に配置
おもちゃは卒業した娘ですが、種類を変えて、嵩張るモノはまだまだこれからも増えそうですね。
ちなみに、このバーはお古の貰い物ですが、鏡は倒れても割れないフイルム製のモノを購入しました。
凹みや傷が付きやすい素材ですが、軽くて移動もラクで、何より危なくないのが安心です。
コンセントは延長コードで机まで延ばす
そこで延長コードで延ばすことにしました。
延長コードはニンジャピンで真っすぐに
コードがくねくねしていて見た目に悪いし、何より、引っ掛けそうで危ないです。
コードを固定するようにニンジャピンを刺しました。
コードの端に沿わせるように刺しています。
……という方に、こちらがニンジャピンです。
V字ピンでしっかり固定できるのに刺し跡が目立ちません。
デスクライトの電源と、学校用パソコンの充電
山田照明の「Zライト ホワイト Z-80NW」です。
賞状を額装して飾る
頑張りはいつも報われるわけじゃないけれど、報われた証は大切にしたいですね。
チェアマットは手織りのトライバルラグで愛着を
娘が一目ぼれしたデザイン。末永く大切にしてもらいたいものです。
小1・小2のころの子ども部屋とリビング学習
小学校に入学してからの2年余りの間、さまざまな要因で、学習スペースを変更してきました。
その変遷を、理由とともにご紹介します。
新1年生は「リビング学習」でスタート
1部屋は完全に空き部屋だったのですが、まだまだ甘えん坊の娘には、自分の部屋は必要ないと判断。
5年ほど前にトノエルがDIYしたデスクのひとつを、娘の学習デスクとして明け渡しました。
デスク用のチェアは購入せず、ダイニングで使用しているトリップトラップを兼用。
家庭学習はデスクでやったり、ダイニングテーブルでやったり、その日の気分で決めていました。
トノエル家の、買ってよかった子ども家具ナンバー1かも。人気があるから不要になったら「売れる」というのも◎
小学1年生後半…「自分の部屋が欲しい」
……ということで、娘のデスクとおもちゃ箱を、個室に移動させました。
デスク前に棚をDIY
一般的な学習デスクよりも狭いものでした。
お友達の家で見た上置き棚に憧れつつも、この手作りデスクも気に入ってくれていた娘。
上置き棚の代わりになるような棚をDIYで取り付けました。
賃貸マンションでも原状回復できる方法を考えて、設置しました。
先日の引越しで取り外しましたが、虫ピン程度の穴しか残りませんでしたよ。
学習机の位置は玄関からの最短距離に
帰宅後、すぐにランドセルを置くことができる動線。
片付けが苦手な娘も、床にランドセルを放置するようなことはありませんでした。
でも結局、宿題はダイニングテーブルでやる
「自分の部屋」ができた娘ですが、まだ寂しがり屋の1年生。
結局、自分の部屋で遊んだり、学習したりする機会は少なくて、家にいるほとんどの時間はリビングダイニングで生活していました。
コロナ休校・在宅勤務…小2は「リビング学習」に戻る
父親も在宅勤務になったため、娘が使っていたデスクも部屋も父親に明け渡しました。
ダイニングの娘の席と、学用品置き場が近くなるように配置しました。
縦向きでも横向きでも置けるテーブルで、変わったデザインですが、案外使いまわしやすいモノです。
- ランドセル
- 習い事の道具
- 学帽
- 文房具
- ハンカチ・マスク
- テスト・プリント
- 教科書・ドリル・ノート
- 鉛筆削り
……など、学校関係と習い事関係のモノを収納していました。
小学2年生の6月以降、学校がはじまってからも、父親の在宅勤務は年度末の引越しまで継続。
この体制のまま、小学2年生の最後まで、ダイニングテーブルで学習していました。
まとめ
小学3年生女子の子供部屋のインテリアと、小学1年生から今までの学習スペース変遷について、
- 小3の姉の性格は芸術派・こだわりの強い自由人
- リビング横の和室を子供部屋にする
- 小3女子の学習机と学用品・趣味のモノの収納
- 臨機応変に変えてきた小1・小2のころの子ども部屋とリビング学習
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