おそらく大半の人は、
……とイメージされるかもしれないですね。
そう、暑い時期の引越しは大変!
でも、だからこそ!
お得になることも多いんです。
オーナーとして賃貸経営をしつつ、
夏の引越しを4回経験したトノエルが、
「夏の引越し」がお得な理由を解説します。
……と悩んでいる方の参考になるはずです。
夏の引越しがお得な理由 メリット5つ
メリット1 夏の引越しは敷金礼金が安くなる
春に引越しをされる方が多いですよね。
転勤の場合は、
春と秋が転勤シーズンという会社も
多いのではないでしょうか。
結婚して新居を探される方が多いのも、
結婚式の人気シーズンの
4~6月や10~11月に合わせてです。
つまり、夏は賃貸物件を探される方が少ない時期。
賃貸物件のオーナーが怖いのは、
借り手がつかなくて何か月も空室になることなんです。
例えば……
- 敷金30万円
- 礼金30万円
- 家賃15万円
……で入居者が決まらずに
7~8月が空室になったあと、
9月に入居が決まった場合の今年の収入は……
礼金30万円+家賃15万円×4ヵ月分
=収入90万円
※敷金は退去時に修繕費と相殺して返金するので、オーナーの収入にはなりません。
一方、
- 敷金20万円
- 礼金10万円
- 家賃15万円
……で7月から入居してもらえた場合は、
礼金20万円+家賃15万円×6ヵ月分
=収入110万円
……つまり、
夏は敷金礼金を値下げしても、
オーナーは儲かりますよね。
転勤のためにやむなく持家を賃貸に出していたころがありました。
合わせて4世帯にご入居いただいたきましたが、
夏に賃貸の募集をしないといけない場面では、
相場よりも値下げせざるを得ませんでした。
そんな理由から、
敷金・礼金が割安な物件に出会えるのが夏なのです。
敷金は退去時に修繕費と相殺されて戻ってくる預け金ですが、
礼金はそのままオーナーの懐に入るお金。
なるべく節約したいですよね。
メリット2 夏の引越しは家賃が安くなる
家賃も割安に設定されることが多いのが夏。
……という物件に出会ったら
家賃の値引き交渉をしてみるのもいいかもしれません。
かく言うトノエルも、
賃貸物件を借りるときに3,000円値引きしてもらったことがあります。
敷金礼金や更新料、仲介手数料も
家賃の○か月分と設定されているところだったので、
5年ほど住んで20万円ほどの節約になりました。
ちなみに、
持家を賃貸に出していた時は、
家賃5,000円の値下げに応じたことがあります。
4年強住んでいただいたので、
こちらも合計24万円以上の値下げとなりました。
メリット3 夏の引越しは引越し料金が安くなり、日時も選べて、丁寧に作業してもらえる
予約を取るだけでひと苦労。
希望の日や時間帯で取れないばかりか、
料金も割高に設定されています。
その上、当日に作業をされる引越し業者さんも、
スキルの高い社員の方は少なく、
経験の浅いアルバイトでチームを組んで来られることも多いようです。
オフシーズンの夏に引越しをすれば、
ハイシーズンのときに各チームでリーダーをされているような、
スキルの高い社員さんばかりに作業してもらえることもあるかもしれません。
作業が早く終わるだけでなく、
大切な家財を運んでもらうのに安心ですよね。
もちろん、ハイシーズンに比べて
引越しの予約も取りやすく、
費用も割安に設定されていますよ。
メリット4 夏は引越しのタイミングで買い替えたい、大型白物家電が安くなる
……と考える方も多いのではないでしょうか。
電化製品は新製品発売のタイミングで、
旧機種が値下がりすることも多いですよね。
発売当初30万円だった洗濯機や冷蔵庫が、
1年後の新製品が出るころには15万円ほどになることもよくある話。
多くのメーカーが新製品を発表するのが夏なんです。
新製品の発表から店頭に並び始めるまでが2か月ほど。
その間は、それまで販売されていた商品が
「型落ち商品」として売り切れ御免の処分価格になります。
最新機種じゃなくてもOKという方には、
夏の引越しが電化製品購入のちょうどいいタイミングになるかもしれません。
※この記事の下部に、参考記事「壊れてない冷蔵庫を買い替えた理由とは?夏は20万円安くなる!?」の記事リンクがあります。よろしければご覧ください。
メリット5 夏休みに引越しすれば、転校転園による環境変化にゆっくり対応できる
子どもも住居や周辺地域などの環境の変化に
ゆっくり適応することができますし、
親もじっくり子どもに向き合ってサポートすることができますよね。
それに春の引越しなら、
転校転園早々、転入先で役員決めなどの
精神的にもハードなイベントが待ち構えているかもしれません。
その点、夏には役員が決まっていることが多いので、
引越し後の気苦労も少ないのではないでしょうか。
クラス替え直後の春よりも、
落ち着いて転入生を迎え入れてもらえ、
手厚くサポートしてもらえるかもしれません。
夏の引越しが大変な理由 デメリット4つ
デメリットもあります。
実際に引越しをする時の参考にしてみてください。
デメリット1 夏の引越しは物件数が少ない
したがって、賃貸物件の空室も
冬から春にかけてよりは格段に少なくなっています。
豊富な物件の中から住居を選びたいという方には、
夏の引越しは向いていないかもしれません。
デメリット2 夏の引越しは荷づくりが大変
レジャーの季節ですよね。
そんな暑い時期に家にこもって
引越しの荷づくりをするのは、
精神的にも肉体的にも過酷かもしれません。
みんなが敬遠する夏の引越し。
だからこそ、お得もいろいろありますが、
やっぱりそのデメリットは否定できません。
デメリット3 夏の引越しは食品を持ち運びにくい
腐りにくい食品はダンボールに梱包して運んでもらうこともできますよね。
暑い時期の引越しは、
腐る可能性のある食品は、
多くの引越し業者に輸送を断られるはずです。
引越し前に食品を食べきるなり、
クーラーボックスなどを用意して自力で運ぶ準備をするなりの対応が必要です。
ごみの回収と引越しのタイミングが合わない場合は、
ご近所さんに廃棄をお願いするなどの対応が必要です。
デメリット4 夏の引越しは業者さんも汗だく
引越し業者さんも電気屋さんもガス屋さんも、
人間ですから、暑いときには汗だくです。
運んでもらう家具や布団、
新居の床などに汗が付着してしまうこともあるかもしれません。
それは仕方ないと、おおらかな気持ちでお願いすることも必要になりますね。
まとめ
いかがでしたか?
……というのが本音ですよね。
でも、敬遠されがちだからこそ、
「夏の引越し」はお得になることもあるんです。
引越しの時期をいつにしようかと悩まれている方の参考にしていただけると嬉しいです。
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