引越し先の新居が決まったら、
……と、わくわくドキドキしますよね。
新居の収納プランを考える前に知っておきたい収納の基礎知識として、
- モノにまつわる3つの収納知識
- 使う人によってベスト収納は違う
- 収納スペースの特性
- 収納方法5つをご紹介
- インテリア色選びのコツ
- 収納手順は4ステップ
- 新居の採寸必須箇所
……をご紹介します。
引越し予定のない方にも参考にしていただけると思います。
この記事は引越しコンサルタント&整理収納アドバイザーのトノエルが、Instagramで公開した「100日後に引越す転妻」という、超リアルな引越し日記のなかから、67日目~74日目に投稿した日記をまとめた記事です。
67日目 収納を学ぶ
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33日後に引越す転妻のトノエルです。
整理をやりきったので新居での収納プランを考えていきます。
その前に…
新居の収納プランを決めていく前に知っておいたほうがいい収納の基礎知識。
5つの視点からご紹介していきますね。
〈収納の基礎知識〉5つの視点
- モノ
- 人
- 収納スペース
- 収納方法
- インテリア
また5つの視点に加えて、具体的な収納の手順や新居の採寸の方法もご紹介します。
1週間ほど「収納の基礎知識」についての投稿になるかと思います。
引越し予定の方だけでなく、引越したくらい大々的に家の整理収納をしたい方にも参考にしていただける内容にできたらいいな。
68日目 収納知①モノにまつわる3つの収納知識
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32日後に引越す転妻のトノエルです。
「モノ」の視点から収納の基本やコツを学んでいきましょう。
モノにまつわる収納の知識を3つご紹介しますね。
1.「適正量」をきちんと知ればモノは増えない
「適正量」とは
「家族や生活に合った必要なモノの量」のこと。
適正量は
- 人によって
- 生活スタイルによって
異なります。
家じゅうのモノと向き合い、整理を終えていればこの意味はわかっていただけるのではないでしょうか。
2.「使用頻度」別に収納すると圧倒的に使いやすくなる
家にあるモノを整理するなかで、どれくらいの頻度で使っているか意識されたのではないでしょうか。
- 「毎日使うもの」と
- 「週1回以上使うもの」を
取り出しやすく片付けやすい位置・方法で収納すると暮らしがラクになります。
3.「定位置」管理で探し物がなくなる
モノが出しっぱなしで片付かない家はモノの住所ともよべる
「定位置」管理ができていないのかもしれません。
69日目 収納知識②使う人によってベスト収納は違う?!
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31日後に引越す転妻のトノエルです。
「人」の視点から収納の基本やコツを学んでいきましょう。
「収納」とは 使いやすく収めること
では「使いやすい」とはどういう状態のことでしょうか?
あなたが使いやすいと思う状態とお子さんが使いやすいと思う状態は同じでしょうか?
「使いやすさ」は人それぞれ。
- 年齢
- 体形
- 性格
- 生活スタイル など
……によって心地いい、使いやすいと感じる収納方法は違います。
多くの人は必要なモノを目で見て手で取ります。
そこで、見やすく手をのばしやすい
「目線の高さ」~「腰の高さ」が
収納の「ゴールデンゾーン」になります。
また、モノを出し入れするときの行動が少ないほうが使いやすい収納になります。
「行動」=「アクション」なんていいます。
- 扉を開く
- 引出しを開ける
- 箱を取り出す
- 箱を開ける
- 必要なモノを取り出す
……という〈5アクション〉よりも
- カゴから必要なモノを取る
……の〈1アクション〉のほうが断然ラク!
使用頻度の高いモノほどアクション数を減らすことを意識してみましょう。
70日目 収納知識③収納スペースの特性を知る
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30日後に引越す転妻のトノエルです。
「収納スペース」の視点から収納の基本を学びましょう。
収納スペースは
- 扉の有無
- 扉のタイプ
- 棚の高さ
- 奥行 など
……で、出し入れのしやすい位置が変わります。
収納スペースのタイプ別に使い勝手のいい位置を見極め、そこに使用頻度の高い
- 毎日使うモノ
- 毎週使うモノ
……を優先的に配置すると暮らしはぐっとラクになります。
トノエルの新居にある収納スペースの「ゴールデンゾーン」をご紹介します。
取っ手側に使用頻度の高いモノを配置します。
両手で開け閉めする場合は中央に、片方で開け閉めする場合は片側の扉の中央側に使用頻度の高いモノを配置します。
立てたり区切ったりして収納する場合は手前に、寝かせた状態で重ねて収納する場合は上に使用頻度の高いモノを配置します。
71日目 収納知識④使えるテクニック!収納方法5選
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29日後に引越す転妻のトノエルです。
「収納方法」の視点から収納の基本やコツを学んでいきましょう。
具体的な収納方法を5つご紹介します。
1.ポイポイ入れる
- おもちゃ
- 靴下 など
壊れにくくて使用頻度の高いモノの収納に向いています。
サッと手に取りやすく、片付けやすいので、子どもや面倒くさがりの人に向いています。
2.立てる
- 本
- 皿
- フライパン
- 文房具
- カトラリー など
平べったかったり長かったりするモノの収納に向いています。
3.フックに掛ける
- キッチンツール
- バッグ
- アウター
- 帽子 など
使用頻度の高いモノの収納に向いています。
フックを自分や家族の手が届きやすい位置に設置すれば、使いやすい収納スペースになり、壁面の有効利用ができます。
その際、フックの耐荷重に気を付けましょう。
4.側面に貼る
- 家族で使う爪切り
- 宅急便の際に使うハンコ など
小さく軽くて使用頻度の高いモノの収納に向いています。
デッドスペースである側面を利用するので場所をとりません。
5.引出しに入れる
老若男女問わず、使い慣れた収納方法です。
引出して全体を見渡しやすいので胸から下の収納に適しています。
収納したいモノが
- どんなモノで
- 誰がどう使うのか
- どこに収納するのか
- 好みのインテリア
…を明確にすることでどんな収納方法がベストか決めることができます。
72日目 収納知識⑤インテリア色選びのコツ
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28日後に引越す転妻のトノエルです。
「インテリア」の視点から収納の基本やコツを学んでいきましょう。
それも素晴らしい部屋づくりの方向性ですが…
ほんの少しのコツでインテリアとラクな暮らしが両立できたらうれしいですよね。
そこで簡単に取り入れられるインテリアのコツとして「色の使い方」をご紹介します。
色は「3つの要素」に分ける
部屋にある色を3つに分けて考えると色の氾濫を防げます。
ベースカラー 70%
- 壁
- 天井
- 床 など
……に使われている色で土台ともいえる色です。
リラックスできるカラー配分としてはこのベースカラーを部屋全体の70%にするとよいそう。
メインカラー 25%
- ソファなどの大物家具
- カーテン など
……インテリアの主役となる主要な色です。
リラックスできるカラー配分としてはこのメインカラーを部屋全体の25%にするとよいそう。
アクセントカラー 5%
- 小物
- クッション
- アート など
……で取り入れたい強調色です。
リラックスできるカラー配分としてはこのアクセントカラーを部屋全体の5%にするとよいそう。
ベースカラーはすでに決まっていることも多いですが
メインカラーには飽きのこない色を選んで
アクセントカラーをときどき変えて楽しむのもいいかもしれませんね♪
73日目 収納手順は4ステップ
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27日後に引越す転妻のトノエルです。
実際に収納作業を行うのは引っ越した後ですが…
収納の4つ手順をご紹介しておきます。
引越し予定のある方もない方も、知識として理解しておいて損はないかと。
ステップ1. 整理したモノを用途別に分類する
整理をし終えて必要なモノだけになったら用途別に分類します。
(文房具の例)
- 書く
- 切る
- 貼る
- 測る
……など使い方別に分けます。
ステップ2. 収納方法を決める
どんな収納方法で収納するのが、使いやすく片付けやすいのか考えていきます。
(はさみの例)
- そのまま置く
- 立てる
- フックに掛ける
……など数ある収納方法の中から、使う人や場所や頻度に合わせて収納方法を決めます。
ステップ3. 収納グッズの代用品で仮置きする
収納場所や収納方法が決まったら仮置きしてしばらく生活します。
試してみたら「やっぱり違う」ということもあるので、収納ケースやカゴなどが必要なときも、まずは家にあるモノで代用してみるのがおすすめ。
ステップ4. 収納グッズを用意してラベリングする
仮置き期間に問題なく過ごせたら、必要な収納グッズを用意してラベリングし、モノの住所を確定させます。
ラベルは使う人にとって「わかりやすい」ことが何より大切。
もちろん、どこに何があるのか、それを使う家族みんながわかっている場合はラベリングは不要ですよ。
74日目 新居の採寸必須箇所
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26日後に引越す転妻のトノエルです。
引越し前に新居に行くチャンスがある方は「採寸」をしたいですね。
トノエルも不動産屋さんに驚かれるほど入念に、あちこちのサイズを計測してきました。
採寸は少し面倒だけど…
採寸したデータは引越し後も長く使える大切な資料。
荷物が入る前の空っぽの状態で採寸できるのは引越し前の今だけです!
新居の採寸をするときに、ここだけは外せないという採寸ポイントを4つご紹介します。
1.窓(幅×高さ)
昼間は良くても、
……なんてことも。
入居と同時にカーテンを取り付けたい場合は、購入するためにも窓の採寸は必須です。
2.収納スペース(幅×高さ×奥行)
- キッチン
- 洗面所
- 靴箱
- クローゼット など
備え付けの収納スペースは、それぞれ幅×高さ×奥行を採寸しましょう。
備え付けの棚板が可動式かどうか、可動式の場合は何㎝間隔かもチェックします。
3.壁・床
大型の家具や家電を置きたい場合は、
- 下がり天井
- 梁
- 巾木
……の位置やサイズを計測しておきます。
また
- コンセント
- テレビアンテナ
- 電話のモジュラージャック
- LANポート
……の位置も必要に応じて確認します。
4.出入口(有効寸法×高さ)
間取り図に記載された出入口のサイズは、間口だけのことが多いので実際に荷物が通れる有効スペースを採寸しておく必要があります。
まとめ
大規模な模様替えや、引越し前に知っておきたい収納の基礎知識について書いた日記をご紹介しました。
- 67日目 収納を学ぶ
- 68日目 収納知識②モノにまつわる3つの収納知識
- 69日目 収納知識②使う人によってベスト収納は違う?!
- 70日目 収納知識③収納スペースの特性を知る
- 71日目 収納知識④使えるテクニック!収納方法5選
- 72日目 収納知識⑤インテリア色選びのコツ
- 73日目 収納手順は4ステップ
- 74日目 新居の採寸必須箇所
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