ランドセルを準備したら、次に気になるのは学習机ですよね。
子ども家具も人気のインテリアショップACTUS(アクタス)主催の
リアルママと一緒に考える
インテリアのプロが教える、学習机の選び方講座
……を取材しました。
先輩ママの学習机の購入・使用体験談と、プロによる子ども家具の20年の歴史と開発に対する思いをご紹介します。
子どもの学習環境整備の参考にしてみてください。
※この記事はトノエルの長女が入学する直前の2019年2月に取材した内容をもとにリライトしています。
小学生ママ2人に聞く!学習机の購入・使用体験談
小学3年生~未就学児3人の子を持つ先輩ママ2名が、学習机の選び方から日常の体験談まで語ってくださいました。
ケース1.子どもの成長に応じて、机の使い方や勉強の仕方は変わる
省スペースに設置できて、スタイリッシュなデザインに惹かれ、アクタスの「VARIO(ヴァリオ)シリーズ」の学習机を、きょうだい2名分購入されました。
こちらは、第2期の配置です。
- 勉強は開放的な空間でやりたい
- 遊びはこもってやりたい
⇒学習机をリビングに移動
子ども部屋に置いてもリビングダイニングに置いても、他のインテリアとなじみ、すんなり収まるサイズ感に感心されていました。
ケース2.リビング学習の勘違い!? ダイニングテーブルでの学習はNG?
「リビング学習」という言葉が定着していますが、ダイニングテーブルでの学習をイメージされる方も多いのではないでしょうか。
もう1人のママも、1人目のお子さんの小学校入学直後は、ダイニングテーブルで宿題をされていたそう。
ところが……
【1年生最初の学習スタイル】
- 流行りの「リビング学習」を誤解したままスタート
- 学童から帰ってきてダイニングテーブルで宿題
▼ ▼ ▼
- 母:料理家事 妹:リビングでテレビ・遊び
- 集中できなくなる
- 勉強が進まない
- そのうちご飯の時間になる
- ダイニングテーブルが無駄に散らかる
- ストレスがたまる
▼ ▼ ▼
- 学習する習慣を環境から作りたい
- ママ自身のストレスもなくしたい
ワーキングマザーのため、夕方に子どもたちと帰宅後、ママはキッチンで夕食づくり。
上のお子さんはダイニングテーブルで宿題を。
下のお子さんはリビングでテレビを見たり遊んだり……。
そうなると、小学1年生が集中して学習できるわけもなく、ママが夕食を作り終えるまでに宿題が終わらない。
しかたがないので、夕食を食べるためにダイニングテーブルに散らかった教材をいったん除けて……。
中断した宿題はやる気をなくしてしまいますし、子どもの学習習慣を身につけなくてはと焦るママは、イライラの毎日……。
ダイニングテーブルとは別の場所=学習机
……を用意してあげる必要を感じたそうです。
小学生の持ち物は多い!しかも6年間で最大5倍増える!
- ランドセル
- 教科書
……だけはなく、
毎日持っていく
- ハンカチ
- ティッシュ
- 歯ブラシ
- コップ
- マスク
- ランチョンマット
毎週持ち帰る
- 上靴
- 給食袋
- 体操服
学期末に持ち帰る
- 道具箱
- 算数セット
- ピアニカ
- 習字道具 など
これに加えて、
- 子どもの趣味の本やおもちゃ
- 工作物
- 通信教育の教材
- 習い事の道具 など
この記事では書ききれないほどの持ち物があるそうです。
しかもこの持ち物、学年が上がるごとに増えて、6年間で最大5倍増えるというデータも!
低学年のうちは、学習机に備わった収納だけで足りる場合もありますが、高学年になると収納棚が必要になるかもしれませんね。
インテリアのプロに聞く!アクタスの子ども家具、20年の思い
1通のお手紙からはじまった、子ども家具づくり
20年前、キャラクターを満載したロボットのような形の学習机が主流だったころ。
……というお便りが届いたそうです。
「子どもは基地づくりが好き!」
……というコンセプトで、学習机とベッドなどの子ども家具を開発されました。
それ以来、子供の成長や将来の生活の変化を想像しながら「子ども用の机」としてではなく、大人にも長く愛される製品を販売。
現在では、6種類のシリーズで、学習机のみならず、チェスト、キャビネット、チェアなど、自由に組み合わせができるように展開されています。
テーマは「継承」と「経年美化」
しかも子どもが使わなくなったあと処分するのではなく、親である私たちが使えたら無駄がありません。
アクタスでは、「継承」をテーマに、長年使えるシンプルなデザインと耐久性を備えた、ロングライフな製品づくりが行われています。
無垢の木材を使用した家具は、傷の修復もできますし、長年使うことで艶も出て「経年劣化」ではなく「経年美化」を楽しめます。
ライトやチェアを大人仕様に変えれば、長年使うことができますね。
アクタスの机はデザイン重視で高額?でも安全性はそれ以上!
アクタスの子ども家具と言えば、デザインがオシャレだけど、簡単に購入できる金額ではないですよね。
定番デスクの「FOPPISH デスクセットLOW」は124,300円です。
ましてや、先輩ママたちの助言を取り入れて、
- たっぷりある学用品を収納できる収納棚を追加購入
- 高さの変えられる無垢材のチェアも購入
- さらに、きょうだいでお揃いにする
だけど、高価なものには理由があります。
それは、長年の使用に耐えうるデザインや、質の高い素材の使用というだけではなく、安全性の高さです。
シックハウス症候群を引き起こす原因とされる有害物質、ホルムアルデヒドの発散量を表す等級で、「F☆☆☆☆」は最上位規格を示すマークです。
壁紙などの建材には、建築基準法によってホルムアルデヒドに関する基準の取り決めがありますが、家具にはこのような取り決めがないそう。
表示義務はないので確かめることはできませんが、そういえば店頭に展示されている安価な家具から漂う刺激臭、トノエルは感じたことがあります。
トノエルの息子は乳幼児期に喘息とアレルギーがあったので、子どもが毎日触れる家具の安全性は重視したいところ。
アクタスの木製子ども家具は、ほぼ100%の製品が「F☆☆☆☆」基準をクリアしているそうです。
まとめ
ランドセルは高価な割に最大で6年間しか使用できませんが、学習机はもっと長く使えるもの。
- アクタスの学習机を使われている先輩ママの体験談
- アクタスの子ども家具の特徴
……をご紹介しました。
学習机選びの参考にしてみてくださいね。
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※取材は2019年2月に実施。掲載しているカタログは2019年2月時点の内容。「FOPPISH デスクセットLOW」は2021年6月現在の価格です。
※取材協力ACTUS(アクタス)
この取材の2年以上あと、トノエルがうんと悩んで購入した学習机は「無印良品」でした。
購入した理由と、徹底レビューはこちらから
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