キーワード:3つのステージ
今回のキーワードは「3つのステージ」です。
という方は聞いていってください。
寝返りもできないような赤ちゃんが歩けないように、小学校1年生が連立方程式をいきなり解けるようにならないように、整理収納アドバイザーもビジネスをしていく上で、少しずつ少しずつできることを増やしていって成長していくのが確実かなと私は思います。
だから、発信も始めてないのにいきなり100人を集めてセミナーをするということはできないですよね。
華々しくやっている人を見て、焦るという気持ちはわからなくはないんだけど、今華やかにできている人だって、実は地道に歩んできた過去があると思います。
今日は3つのステージについてお話をしていきます。
その3つのステージを理解することで、今自分はどこにいて、何をやっているのかというのが分かるようになるので、そうしたら全然焦らなくていいんだということが理解してもらえると思います。
ステージ1:スキルの確認と言語化の練習
まず、年間0円から30万円ぐらい稼げるようになった人はステージ1です。
だいた月0円から始めて月2、3万円ぐらい稼げるようになったこのぐらいの初級編の人たちですね。
今ここにいる人たちは、スキルの確認と言語化の練習をしていくステージになります。
整理収納の資格を取得してない人もいるかもしれないけど、 整理収納についてのスキルを確認して人に言葉で説明できるようにしていきましょう。
直接目の前の人に話してもいいし、インスタなどの媒体を使って発信してもいいです。
我々は人とのコミュニケーションを言葉を使ってやることが多いですね。
だから、言葉で説明をしていく、つまり言語化を練習していく必要があります。
どうやるかというと
誰でもいいので10人以上の人の整理収納の悩みを聞いて解決してみる。
とか、
自分の言語化を目的として、ブログやSNS、または片付けに困っているような人たちが集まっている場所に行って、整理収納について話してみて、悩みを聞いて答えてみる。
といったことを試しながら、自分が得意な方法を探していってください。
人に伝えやすい場所というのは人によって違うと思うんですよね。
喋るのがすごい得意な人もいれば、書いて伝えるのが得意な人もいると思うし、オンラインが得意な人もいれば、リアルな場所の方が得意な人もいると思います。
どういう場所でどういう伝え方をした時に一番伝わりやすいかという、自分のことがより良く伝わる場所を探しながら、言葉で伝える練習をしていきましょう。
そして同時にスキルの確認ですね。
整理収納のスキルが、自分でやるだけじゃなくて人にも通用するのか、という再現性を確認をしていくという時期になります。
ステージ2:サービスづくりとセールスの練習
では次はステージ2の人です。
ステージ2の人は、年間30万円から100万円ぐらい、だいた扶養の範囲内ぐらい、月10万円ぐらいは稼げるようになっているという人のステージになります。
ここにいるよっていう人たちは、サービスづくりとセールスの練習をしていきましょう。
お客様1人あたり5万円から20万円ぐらいの継続サービスを仮にでもつくって、その質をお客様に提供しながら確認をして、そして1人1人と密にコミュニケーションを重ね、問い合わせがあった方に提案をしていくという感じですね。
「あなたのお困り事はこのような感じだから、私と一緒にこうやっていったら解決しますよ」という提案をしていく、といった感じです。
では、どういう手順でやるかというと、まずは、1人に売ってみましょう。
目の前に座ってもらう。
そしてその人のことを心から考えて、ビフォーの状態つまり今の困っている状態から、アフターの状態つまり理想の未来まで連れていく。
どうやったら連れて行けるかのかを考えて、密にコミュニケーションを取りながら、その方を変化させていくということです。
その手順を記録していきましょう。
その中で、上手くいくこと、そして上手くいかないことがあると思います。
上手くいかなかったところは改善して、サービスの精度をどんどん上げていきましょう。
それができるようになったら、集客の動線を整えて、出会った人にどうやってセールスしていくのかという流れを整えます。
そして何人かに売って、サービス提供をしていくということですね。この人数をどんどん増やしていきましょう。
ここのステージの人は、とにかく1対1できちんと人を変化させていくっていう時期になります。だから、目の前の人のことだけを考えて、どうやったらより良い人生にしてあげられるかをサービスとして出していく。
その上手くいった方法を次の人にも試していくということこそがサービス作りなのです。そして、目の前に座ってもらうためには、セールスで提案をしていかないといけないので、時間をいただくとか、お金をいただく練習を重ねていくという感じになります。
年間100万円ぐらいまで稼げるまでは、サービスづくりとセールスの練習をしていきましょう。
ステージ3:コンテンツ化やプロモーションをする
そして最後はステージ3ですね。
年間100万円を超えて、300万円ぐらいまでの稼ぎがある、あるいはもっとでもいいかもしれないですが、とにかく扶養の範囲を超えて納税していくぞというステージの人ですね。
この人たちは、コンテンツ化やプロモーションをやっていきましょう。
仕組みにして、大人数を相手にできる形にしていくという感じです。
1人1人に、1対1で細かくサポートをしていくと、絶対手が足りなくなってきます。
そしてそれをなんとか人数を増やして収入を増やしていこうと思う段階に来た時には、サービス提供の手間をなるべく減らして、お客様の数を増やすためにコンテンツを作るとか、多数に一方的に情報を伝えて売るというようなプロモーションを行ったり、1度に複数人に売ることができるような形に集客の動線を整えていくという必要があります。
それから、何人かに同じサポートをずっとしていたら、いつもこの話しているなということって出てきますよね。
例えば、収納用品は先に買っちゃダメとか、整理してから収納を考えるべきなんですよとかですね。そういう内容はあなたがいちいち喋らなくても伝わるようなコンテンツにしていきましょう。
動画に撮る、音声に撮る、あとは文章で書くとかですね。
あなたが喋ったり書いたりしなくても伝わるような形にしていきましょう。
そうしたら一度にサポートできるお客様の人数を増やすことができます。
そして、一方的に情報を伝えてなるべく多くの人に見ていただいて買ってもらう、というプロモーションをして、短期間で人の熱を上げて売る練習もしていけば、1度にたくさんの人に売ることができるようになります。
ステージ3、年収100万円以上ぐらいのステージになってくると、コンテンツ化やプロモーションを進めて、多くの人にサービスを提供していくという形を目指していくのがいいのではないかなと思います。
チャレンジ:どこのステージにいるのか自覚する
では今日のチャレンジです。
あなたがどこのステージにいるのかを自覚してください。
今どこにいますか。今やるべきことはなんですか。
ステージ1:年収30万円までの人は、スキルの確認と言語化の練習をしましょう。
ステージ2:扶養の範囲内の年収100万円ぐらいの人は、サービスづくりやセールスの練習をしていきましょう。
ステージ3:扶養を超えて働いていく、もっとたくさん稼いでいくという人は、コンテンツ化やプロモーションに取り組んでいきましょう。
あなたは今どこのステージにいますか。コミュニティの中などで、アウトプットしてもらえたらいいかなと思います。
最後までお聞きくださりありがとうございました。