「失敗は成功の素」
今回のキーワードは「失敗は成功の素」です。
だから完璧になってからやり始めます
「インスタの正解はなんですか」「プロフィールはこれでいいですか」「ルームツアーは途中でランチを食べた方がいいですか、食べない方がいいですか」って色々悩みは尽きないと思いますが、そんな皆さんに聞いていただきたい音声です。
正解がない時代
残念ながら、正解がない時代になっております。
特に今は不確実性の時代って言われていますね。
「こんな世の中を数年前の人が想像したでしょうか?」というぐらいの変化がどんどん起こるという時代って言われています。
少し前は「ドッグイヤー」と言われていて、犬の成長ぐらいの速度で色々変化が起きると言われてたのが、今は「ラットイヤー」というネズミの成長ぐらいのスピード感で、いろんなことが変わっていくと言われています。
ここ数百年の学校教育の弊害
何かをやり始めようとする時に、正解があるんじゃないかって思ってしまうのは、ここ数百年の学校教育の弊害なんです。
昔は、それこそ不確実性の時代だったんですよ。食うや生きるやも不確実な時代があったわけじゃないですか。
でも、ここ数百年は人間が英知を集めてくることによって安定して人が生きられるようになってきたから、「このようにしていたらうまく生きられる」というような正解めいたものがあったんですよね。
科学の恩恵ですね。
学校では「こういう風にやっていきましょう」ということを教わってから、演習をしてやり方を身につけて、というような教育の方法が取られていたんですね。
だから、我々はそうやって育っているから、何か新しいことをしようとした時に、先を行く人に「正解はなんですか?」と教えてもらって、その通りにやったらうまくいく、といった感覚になってしまいがちなんですよね。
「答えがあると楽なのにね」と思ってしまう。自分のあまり知らないことって、答えがあると思ってしまうんです。
ビジネスに大正解はない
ビジネスって、答えがある側面もたまにはあるけれど、完璧に“これが大正解”といったものってないんですよね。
料理みたいなものです。
カレーを作るのに、「炒めてから煮ます」というのが一般的な作り方かもしれないけど、私は圧力鍋で炒めずに全部煮てしまってからルーを溶かすんです。別にそれでもいいじゃないですか。
「野菜は切ってから煮る」という、そういう手順が普通はあるけど、「炒めるか炒めないか」って、どっちでもいいじゃないですか。
「私は丸々煮てから潰して一口大にします」という人もいるかもしれないけど、それもダメっていうわけじゃないですよね。
そういうものなんです、ビジネスも。
まずはちょっと試してみる、まずは作ってみるというのが大事なんです。
「カレーを作れるようになってから、カレー作り始めます。」と子どもが言っていたら、「ちょと、何言ってんの。とりあえず野菜を洗うところから始めようか。」ってなりますよね。
だから、まずちょっと試してみるのが大事なんです。
試行回数が大事
そして起業家として成功するには、試行回数つまりやってみる回数が大事なんですよね。
これは本当に無限に引けるくじを引きまくるようなものだから、引きまくればいいんですよ。
うまくいっているように見える人って、人よりたくさん失敗していることが多いですからね。そもそも失敗だとは思っていないという感じです。
やる回数が少ないと、この1回あたりの依存度が増えるんですよね。
ここを絶対失敗しちゃいけないみたいな部分が増えていくというか。
それから試行回数が増えない限り、成功ってしにくいんです。
成功者の成功って、目に見えるから「全部成功しかしてない」と思われがちなんだけど、その裏にある試行回数って見えないんです。
例えば、スピルバーグさんとか、スタローンさんとか、カーネルサンダースさんとかダイソンさんとかエジソンさんなどの成功者って、試行回数を重ねて成功にたどり着いたとも言われているんですよね。
あきらめずに思考を続けることが成功への鍵なんです。
全てうまくいくわけがないんです。
26歳の私の合同コンパの話
こういう超有名人の話を聞いてもピンと来ないと思うので、ちょっと私の合同コンパの話を紹介しようと思います。
私は26歳ぐらいの時にコンパ強化月間と称してめちゃくちゃコンパに行きまくった時期があったんです。
これは、その時一緒に行くメンバーを募る時に友達にした話です。
1回のコンパで3人に出会うのなら、10回行ったら30人に出会うわけです。
そのうち「いいかも、いけるかも」っていう人が30人いたら、1人ぐらい見つかるかもしれないからということです。だから「とりあえず行こう、行きまくろう」っていう話をしたんですよね。
これが、年に1回しかコンパに行かないとかだったら、3人にしか出会えないわけです。3人の中でその関係性をうまくやっていこうと思ったら、結構大変じゃないですか。
依存するんですよね。つまり、依存コミットが生まれるんです。
そこで、試行回数を多めに、何回も短期間でコンパに行きまくれば、たくさんの人に出会えるし、たくさんのチャレンジができるから、そのうちいけるかもっていう人も関係性を繋いでいけるんです。
「関係を育てていく」というフェーズに入っていくみたいな感じです。
1年に1回しか行かなかったら、出会うまでに10年ぐらいかかるかもしれないけど、月10回行ったら、1ヶ月でいい人に出会える可能性が増える、というイメージです。
成功の公式
ということで、成功の法則つまり公式をお伝えします。
成功の公式=成功確率×施行回数
です。
試してやりまくってる間に成功します。
それから、この成功の確率ってわからなくて予想もできないです。
何度もやったことがあるようなことだったら、大体このぐらいの確率でうまくいくみたいなものがそのうちわかってくると思います。
そうしたら、このぐらい試せばうまくいく、ということがだんだんわかってくるけど、最初のうちは絶対にわからないから、とにかく私たちができることはたくさんやってみることです。
だから、成功のコツは、高速でたくさん失敗することです。
むしろ失敗しましょう。失敗をしたら、改善点がわかるからです。改善していくスピードが増えていけば、成功する確率も上がってきます。
それから、失敗は人の目に触れないです。
というか、失敗という事象はないと思っていて、失敗って自分がどう捉えるか、ただそれだけなんですよね。
失敗っていう事象があるわけではないじゃないですか。
例えば、コケて顔を打つというのは失敗かもしれないけれど、顔を打ったという事象なだけであって、コケて顔を打つということを失敗と捉えるかどうかって人それぞれじゃないですか。うまく歩けるようになるための練習だったということにもなるかもしれないですよね。
「だったら、こういう時には手をつきましょう」という改善点がわかっただけということですね。
だから、失敗してもただでは起き上がらなければそれでいいことなのです。
とにかく失敗は成功の元です。
全てはテストです。ちょっと試してみる。正解は自分で作っていきます。
正解があるのではないんです。自分で作っていけばいいのです。
それで何かを成し遂げる確率を高めるためには、試行回数を増やして、ちょっとやってみる回数を増やすしかありません。
なので、手順としては、初めてのことはとにかく失敗を前提でやる。まずやってみる。改善してまたやるということです。
PDCAですね。
やってみる。直してみる。やってみる。これを高速で回していくということですね。手数を多くやるというのが成功のコツです。
チャレンジ:何をやってみるか決めよう
では最後に今日のチャレンジ今回のチャレンジを お伝えします。
何をやってみるか決めましょう。「今日やってみることをやる」です。
今回のお話は、「失敗は成功のもと」
全てはテスト。正解は自分で作っていきます。
何かを成し遂げる確率を高めるためにやってみる。とにかくやってみる。
ということをお話をさせていただきました。
最後までお聞きくださり、ありがとうございました。