〈3日目〉7日間でラク家事!冷蔵庫で実践する整理収納術〈LINE友だち特典♪〉

トノエルの中の人
トノエルの中の人
今日で折り返し地点ですね!

「7日間でラク家事!冷蔵庫で実践する整理収納術」講座の3日目です。

本日は、冷蔵庫のどこに何をどう「収納」するのか決める前に知っておきたい、収納の基礎知識

  1. 食品
  2. 収納スペース

……の3つの視点から掘り下げて学びます。

 

食品にまつわる収納知識5つ

まずは冷蔵庫内の食品にまつわる収納基礎知識を4つご紹介します。

 

1.「適正量」をきちんと知れば、モノは増えない

「適正量」とは、「家族や生活に合った必要な食品の量」のこと。

 

卵の適正量は何個ですか?
牛乳は何本ストック買いしたらいいでしょう?

……などという質問には、片付けのプロでも答えることができません。

 

なぜ片付けのプロでも適正量を決められないかというと、

  • 家族構成
  • 好きな食べ物
  • 買い物に行く頻度と購入する量
  • 冷蔵庫のサイズ

……など、さまざまな要因によって適正量が変わってくるからです。

 

大事なのは、自分で決めること。

3日に1回買物に行くから、肉や魚は冷蔵で3種買えばよし!
買物に行けないときのことも考えて、冷凍庫に肉や魚のストックを1週間分は置いておきたい

……など、どちらも正解。

自分で考えて決めましょう!

 

2.「使用頻度」別に収納すると圧倒的に使いやすくなる

冷蔵庫の食品を整理するなかで、どれくらいの頻度で使っているか、意識されたのではないでしょうか。

 

モノを使用頻度別に5つに分けてみましょう。

  • 毎日使うもの
  • 2~3日に1回使うもの
  • 週1回程度使うもの
  • 月1回程度使うもの
  • 数ヶ月に1回程度使うもの

そして、このうちの「毎日使うもの」と「2~3日に1回使うもの」を

取り出しやすく片付けやすい位置・方法で収納します。

 

この取り出しやすく片付けやすい位置や収納方法については、

このあと『人』『収納スペース』で学んでいきます。

 

3.「グルーピング」で無駄な行動をなくす

食事をするときに、一緒に使うモノってありますよね。

例えば、パンを食べるときに使う

  • バター
  • ジャム
  • チョコレートシロップ など

これを冷蔵庫のあちこちに入れていたら、取り出すのも戻すのも大変です。

 

子どもは自分で取り出したり片付けたりするのが面倒になって、

「ママ、パン食べたい」というだけになってしまうかもしれませんし、

使い終わったあとも、出しっぱなしになってしまうかもしれません。

こういった、一緒に使うモノは「パンのおともセット」としてグループ化して、

ひとつのドアポケットやカゴにまとめておくと、

取り出しやすく、片付けやすい収納になります。

 

4.「定位置」管理で探し物がなくなる

冷蔵庫の中で食品が迷子になってしまう家は、

食品の住所ともよべる「定位置」管理ができていないのかもしれません。

 

また、「定位置」は決まっているのに、出しっぱなしになる場合は、

2つの原因が考えられます。

  1. そのモノを使う人にとって、その定位置の場所が出し入れしにくい
  2. 使う人が、定位置を把握していない

(1)の場合は、定位置の見直しをしましょう。

(2)の場合は、定位置を決めたら、家族に伝えたり、ラベルを付けたりしましょう。

 

また、使う人が定位置を決めるのが効果的です。

 

誰かに「ここにしまってね」と言われるよりも、

自分がしまいやすい位置に「ここにしまおう」と決めた方が、片付けやすくなります。

 

5.食品が家に入ってきたら、先に手間をかける

食品は買ってきた状態でそのまま食べられることはないはず。

食べる前に包装を取り除いたり、ミシン目で切り取ってバラバラにしたり……

という一手間がありますよね。

 

かさばる包装は収納の邪魔になるばかりか、

取り出すときに1アクション増やしてしまいます。

 

納豆が3個ずつ連結されているのは、お店に陳列しやすくするため。

あなたの冷蔵庫に収納しやすくするためではありませんよね。

派手なパッケージの商品の場合、包装を外すだけで見た目にもすっきりするはずです。

 

人にまつわる収納知識3つ

次に冷蔵庫を使う人の視点から収納基礎知識を3つご紹介します。

 

1.「使いやすい収納」は人それぞれ

「収納」とは、使いやすく収めること

 

では、「使いやすい」とはどういう状態のことでしょうか?

あなたが使いやすいと思う状態と、お子さんが使いやすいと思う状態は同じでしょうか?

 

「使いやすさ」は人それぞれ。

 

年齢や体形、性格、生活スタイルによって、心地いい、使いやすいと感じる収納方法は違います。

 

2.収納の「ゴールデンゾーン」を知る

多くの人は、必要なモノを目で見て、手で取ります。

 

そこで、見やすく手をのばしやすい

「目線の高さ」~「腰の高さ」が収納の「ゴールデンゾーン」になります。

 

冷蔵庫の場合は、多くの場合冷蔵室がこのゴールデンゾーンに配置されています。

 

3.「背の高さ」や体の負担を考える

収納のゴールデンゾーンは身長や、腕の伸ばしやすさなど、

身体的な特徴によって変わります。

自分にとっては使いにくい高さも、

身長が違う子どもや夫にとっては使いやすい場合もあるはずです。

 

また、足腰や腕の可動域が狭くなっている高齢者は、

ゴールデンゾーンが狭くなるので、配慮が必要かもしれません。

 

 

収納スペースの特性3つ

一般的なファミリー用の冷蔵庫の形状は、上部が「片開きドア」または「両開きドア」で下部が「引出し式」になっていることが多いですよね。

それぞれの収納スペースの特性についてご紹介します。

 

1.片開きドア

片開きの場合は、少し開いただけで目的のモノに触れることができる、

取っ手側がゴールデンゾーン。

 

取っ手側に使用頻度の高いモノを配置します。

 

2.観音開きドア

観音開きの場合は、

中央が出し入れしやすいゴールデンゾーン。

 

両方のドアを両手で開け閉めする場合は、中央に使用頻度の高いモノを配置します。

 

片方のみを開け閉めして使用する場合は、

出し入れしやすい方の取っ手側に、使用頻度の高いモノを配置します。

 

利き手でドアを開いて、利き手ではないほうでモノを取り出すのがやりやすいという方と、

利き手ではないほうでドアを開いて、利き手でモノを取り出すのがやりやすいという方がいらっしゃると思います。

どちらが使い勝手がよいかは、ご自身で確認してみてください

 

その場合も、中央から端に向かって、使用頻度の高いモノから順に配置します。

 

3.引出し式

冷蔵庫の引出しは基本的には立てたり、区切ったりしてモノを収納するのがおすすめです。

この場合、手前側がゴールデンゾーンです。

手前から順に使用頻度の高いモノを配置します。

 

まとめ

いかがでしたか?

「7日間でラク家事!冷蔵庫で実践する整理収納術」講座の3日目

  • 「適正量」をきちんと知れば、モノは増えない
  • 「使用頻度」別に収納すると圧倒的に使いやすくなる
  • 「グルーピング」で無駄な行動をなくす
  • 「定位置」管理で探し物がなくなる
  • 食品が家に入ってきたら、先に手間をかける
  • 「使いやすい収納」は人それぞれ
  • 収納の「ゴールデンゾーン」は肩から腰
  • 片開きドアは取っ手側がゴールデンゾーン
  • 観音開きドアは真ん中がゴールデンゾーン
  • 引出し式は手前側がゴールデンゾーン

……と盛りだくさんの内容をお伝えしました。

明日は、冷蔵庫の収納作業4ステップに分けて詳しくご紹介します。

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明日の配信も楽しみにしていてくださいね!

 

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