収納プランを決めていく前に知ってほしい、収納の基礎知識。
5つの視点から、収納の基礎知識を掘り下げて学んでいきます。
2回目の今回は、「人」の視点から、収納の基本やコツを学んでいきましょう。
「使いやすい収納」は人それぞれです

では、「使いやすい」とはどういう状態のことでしょうか?
あなたが使いやすいと思う状態と、お子さんが使いやすいと思う状態は同じでしょうか?
「使いやすさ」は人それぞれ。
年齢や体形、性格、生活スタイルによって、心地いい、使いやすいと感じる収納方法は違います。

……いろんな収納方法がありますが、
使う人にとって使いやすい収納にするというのが大切です。
収納の「ゴールデンゾーン」を知る
多くの人は、必要なモノを目で見て、手で取ります。
そこで、見やすく手をのばしやすい
「目線の高さ」~「腰の高さ」が収納の「ゴールデンゾーン」になります。

使用頻度の高いモノを収納するのがコツです。
「腰より下」は引出しや、キャスター付きの収納グッズにすると見渡しやすく出し入れしやすくなります。
また、重いモノを収納するのに適しているスペースです。
「目線より上」は取っ手付きのカゴや、引っ掛け収納を活用すると出し入れしやすくなります。
また、軽いモノを収納するのに適しているスペースです。
「背の高さ」や体の負担を考える
収納のゴールデンゾーンは身長や、腕の伸ばしやすさなど、
身体的な特徴によって変わります。

身長が違う子どもや夫にとっては使いやすい場合もあるはずです。
また、足腰や腕の可動域が狭くなっている高齢者は、
ゴールデンゾーンが狭くなるので、配慮が必要かもしれません。
「アクション数」が少ないほうが、取り出しやすくしまいやすい
モノを出し入れするときの行動=「アクション」が少ないほうが、
使いやすい収納になります。
例えば、こんな収納はどうでしょうか。
- 扉の中の
- 引き出しの中の
- 箱の中にある薬を
- ミシン目で切り取ってから取り出す
すこし面倒ですよね。
その薬が、頻繁に使用しないのならいいかもしれませんが、
毎日使用するのなら、大変です。

- カゴから薬を取り出す
1アクションで取り出すことができてラクです。
使用頻度の高いモノほど、アクション数を減らすことを意識してみましょう。
最もアクション数が減るのは、使う場所に出しっぱなしにすることです。

そんな生活用品は、出しっぱなしでもいいように、見た目のよいモノを選ぶのもオススメです。
「動作」・「動線」を考えて家具を配置する
空間のレイアウトを考えるときには、
家具と収納用品、建具が互いにぶつかりあわないように配置しますが、
忘れてはならないのが人の動きです。
例えば、扉を開いたり、引出しを引いたりしてモノを取り出すときに、
通路側に十分なゆとりがないとその動作を行えません。

そこにテーブルとイスがあって家族が座っているとき……
そこが家族がよく通る動線だったとき……
場合によっては、テーブル~収納家具までの距離が1mでは足りないこともあります。
自然な動作をしたときに、どのくらい空間に余裕を持たせた方がいいのか、考える必要がありますね。
ちょい置きしやすい「腰の高さ」の平面に気を付ける

収納の「ゴールデンゾーン」です。
そんな、ちょい置しやすい高さのテーブルや収納棚、靴箱などの天板は、
ちょい置きにちょい置きが重なって、
「モノだまり」ができやすい要注意スペース。
また、腰の高さの平面は目立つので、
そこにモノがあると、部屋全体が散らかって見えます。
そういうスポットには、
あらかじめ花や雑貨を飾るなどして、モノを置かない工夫をするのがオススメです。
まとめ
いかがでしたか?
「人」の視点から、6つの収納の基本やコツをご紹介しました。
- 「使いやすい収納」は人それぞれです
- 収納の「ゴールデンゾーン」を知る
- 「背の高さ」や体の負担を考える
- 「アクション数」が少ないほうが、取り出しやすくしまいやすい
- 「動作」・「動線」を考えて家具を配置する
- ちょい置きしやすい「腰の高さ」の平面に気を付ける
次回は、「収納スペースの特性」をご紹介します。
学びを深めていきましょう。

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