整理収納通信講座

〈23〉収納を学ぶ(1)モノにまつわる7つの収納基礎知識

収納プランを決めていく前に知ってほしい、収納の基礎知識。

次の5つの視点から、掘り下げて学んでいきます。

  1. モノ
  2. 収納スペース
  3. 収納方法
  4. インテリア

今回は、「1.モノ」の視点から、収納の基本やコツを学んでいきましょう。

「適正量」をきちんと知れば、モノは増えない

「適正量」とは、「家族や生活に合った必要なモノの量」のこと。

 

靴の適正量は何足ですか?
タオルの適正量は何枚ですか?

という質問には、真っ当な片付けのプロなら、答えることができません。

 

トノエル
トノエル
自己主張の強いプロの中には、「靴は1人3足で十分!」とか、
「タオルは4人家族で12枚!」とか言われてしまうかもしれませんが……

なぜ片付けのプロでも適正量を決められないかというと、

適正量は、人によって、生活スタイルによって、異なるからです。

 

家じゅうのモノと向き合い、整理を終えたあなたなら、

この意味はわかっていただけるのではないでしょうか。

 

「使用頻度」別に収納すると圧倒的に使いやすくなる

家にあるモノを整理するなかで、どれくらいの頻度で使っているか、意識されたのではないでしょうか。

 

モノを使用頻度別に5つに分けてみましょう。

  • 毎日使うもの
  • 週1回以上使うもの
  • 月1回程度使うもの
  • 年1回程度使うもの
  • 使わないけど大切なもの

そして、このうちの「毎日使うもの」と「週1回以上使うもの」を

取り出しやすく片付けやすい位置・方法で収納します。

 

この取り出しやすく片付けやすい位置や収納方法については、

「3.収納スペース」「4.収納方法」で学んでいきます。

 

「道具」と「消耗品」の違いを意識する

爪を切りたい
ティッシュを補充したい

……など、モノを取り出すときには、何か目的がありますよね。

 

取り出すときには、目的があるので取り出すこと自体は簡単なのですが、

片付けるときは目的を見失いがちで、難しいのではないでしょうか。

それによって、出したら出しっぱなし……ということに。

「モノ」は、「道具」と「消耗品」に分けることができます。

道具爪切り、はさみ、印鑑、しゃもじ など
消耗品ティッシュ、石鹸、綿棒、おむつ など

 

道具は、爪切りや、はさみなど、使うことでなくならないもの。

使った後、片付けておかないと、次使うときに困りますよね。

 

出しやすく、しまいやすい場所に収めましょう。

使う場所に収納するのが理想です。

 

消耗品は、ティッシュやおむつなど、使うことでなくなるもの。

取り出した後、しまう必要はありませんよね。

 

こういったストックしておく消耗品については

多少出しにくくても、買ってきたときにしまいやすい場所に収めましょう。

使う場所だけではなく、玄関からのアクセスも考えた収納場所がオススメ。

在庫確認しやすいように収納場所を点在させないのもポイントです。

 

細かいモノほど細かく区切ると「検索性」がアップする

文房具や乾電池、アクセサリーなど、家には細かいモノがたくさんありますよね。

 

一つひとつのモノ自体は小さいから、収納場所をとらないので、

必要以上に所有したり、まとめて収納したりしがちですが……。

 

そういった細かいモノほど、数を減らし、細かく区切って収納するのがオススメです。

そうすることで、お目当てのモノを探しやすく取り出しやすくなります。

 

「グルーピング」で無駄な行動をなくす

何かをするときに、一緒に使うモノってありますよね。

例えば、子どもが工作をするときに使う、

  • 色えんぴつ
  • はさみ
  • のり
  • テープ
  • 折り紙

これを部屋のあちこちに収納していたらどうでしょう。

 

子どもは自分で取り出したり片付けたりするのが面倒になって、

「ママ、お絵描きしたい」というだけになってしまうかもしれませんし、

使い終わったあとも、出しっぱなしになってしまうかもしれません。

こういった、一緒に使うモノは「お絵描きセット」としてグループ化して、

ひとつの引出しなりカゴなりにまとめておくと、

取り出しやすく、片付けやすい収納になります。

 

これをグルーピングと言います。

 

例えば、家計簿を付けるのに必要なペンや家計簿帳、計算機などをまとめて「家計簿セット」。

靴のメンテナンスをするのに必要な靴用ブラシや防水スプレー、革の艶出しクリームなどをまとめて「靴メンテナンスセット」。

 

こんなふうに、何かの作業をするのに使うモノをまとめておくと、

作業に取り掛かるのも片付けるのもラクになります。

 

「定位置」管理で探し物がなくなる

モノが出しっぱなしになって片付かない家は、

モノの住所ともよべる「定位置」管理ができていないのかもしれません。

 

家にあるモノすべてに「定位置」を決めておけば、

あれどこ?

……と探し回ることもないはずです。

 

また、「定位置」は決まっているのに、出しっぱなしになる場合は、

2つの原因が考えられます。

  1. そのモノを使う人にとって、その定位置の場所が出し入れしにくい
  2. 使う人が、定位置を把握していない

(1)の場合は、定位置の見直しをしましょう。

(2)の場合は、定位置を決めたら、家族に伝えたり、ラベルを付けたりしましょう。

 

また、使う人が定位置を決めるのが効果的です。

 

誰かに「ここにしまってね」と言われるよりも、

自分がしまいやすい位置に「ここにしまおう」と決めた方が、

片付けやすくなります。

 

家族にわかりやすい「ラベリング」で片付けをサポート

モノのありかを知らせ、片付ける場所をしらせるのが「ラベル」の役割です。

ラベルの種類

  • 文字
  • 写真
  • アイコン
  • 番号

ラベリングには、いろいろな方法があります。

 

オシャレだからと、英語だけの表記にしていると、

英語に慣れた人にはいいかもしれませんが、まだ学習していない子どもにとっては不親切。

 

誰がどんなふうに使うモノかを意識して、ぱっと見てわかりやすい表記にしたいですね。

 

まとめ

いかがでしたか?

「モノ」の視点から、7つの収納のコツをご紹介しました。

  1. 「適正量」をきちんと知れば、モノは増えない
  2. 「使用頻度」別に収納すると圧倒的に使いやすくなる
  3. 「道具」と「消耗品」の違いを意識する
  4. 細かいモノほど細かく区切ると「検索性」がアップする
  5. 「グルーピング」で無駄な行動をなくす
  6. 「定位置」管理で探し物がなくなる
  7. 家族にわかりやすい「ラベリング」で片付けをサポート

次回は、「人」の視点から、6つの収納の基本やコツをご紹介します。

学びを深めていきましょう。

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