クローゼット収納を見直す!「整理の基準」の具体例5つ

どんな基準で、洋服の要・不要を判断したらいいかわからない
自分なりに片付けを初めてみたけど、時間ばかりかかって疲れた

……そんな方に参考にしてもらいたい、

クローゼットの衣類の整理・片付けをスムーズに進めるための「整理の基準」の具体例を5つご紹介します。

あなたにピッタリな基準を見つけましょう。

クローゼットの収納を見直す前に!ブレない軸を決めましょう

人によってファッションに対する思い入れが違うので、

所持している量も、これから決めていく適正量も大きく違ってきます。

 

クローゼットの整理の基本を理解して、ブレない軸を決めていきましょう。

 

片付けを最速で進めるための「整理の基準」って?

一つひとつのモノと向き合い、大切なモノを選び取るのにはエネルギーが必要です。

 

そのための、判断基準を先に決めておくと、いちいち考えることなく、

スムーズに仕分けをしていくことができます。

 

洋服・靴など、ファッション関係の「整理の基準」

カラダは1つなのに、気づくとたくさん所有していることの多い衣料品。

 

そんな洋服・靴などのファッション関係のモノには、

「身だしなみを整える」という社会的な役割もあり、

個人の「趣味嗜好」や「生活スタイル」、「年齢」も反映されますよね。

 

そのぶん、「整理の基準」も人それぞれ

 

次にあげる具体例を参考に、あなたの基準を考えてみてください。

 

「三択の原則」で同じ用途のモノを3つにする

ファッションに特にこだわりがなく、

なるべくササっと身だしなみを整えたい人にオススメの基準です。

 

心理学では、人が頭の中で情報を整理して、

即断即決できる選択肢は3つまでと言われています。

たくさんの選択肢の中から、必要なモノを選び取るほうが自由で楽しそうにおもいがちですが、

選択肢が増えれば増えるほど迷いが増え、思い悩む時間と後悔が増えてしまいます。

 

これらは「三択の原則」とか

「選択のパラドックス」と言われています。

 

夏物のトップスも、ボトムスも。

冬物のトップスも、ボトムスも。

コートも靴も、バッグも。

 

普段使いするモノは、その用途別にすべて3着ずつにしてしまう。

 

毎日洗濯する場合は、そうすることで毎日のコーディネートの迷いがなくなり、

いつも着心地のいいお気に入りのモノだけ身につけることができるようになるかもしれません。

 

これは、ファッション関係に関わらず、

家の中のあらゆるモノにも当てはめて考えることができます。

 

例えば、温かい飲み物を飲むためのカップを3個にするとか。

いつも使うペンを3本だけにするとか。

 

「同じ用途のモノを3個までにする」という「整理の基準」は、いかがでしょうか。

 

長期旅行に持っていきたいモノだけにする

長期で実家に帰省するとか、滞在型の旅行に行くときって、

途中で洗濯をしながら衣類を着まわすことがありますよね。

 

アドバイザー
アドバイザー
そんなとき、あなたはどの服を持っていきますか?

春夏秋冬のシーズンごとにシミュレーションして、

長期旅行に持っていきたい服や靴だけに厳選してみてください。

 

誰に会っても恥ずかしくなかったり、着心地が良かったり。

あなたのお気に入りの服や靴ばかりを選べるのではないでしょうか。

 

これも衣類に限らず、

家の中のあらゆる物にも当てはめて考えることができます。

人生は3万日の旅路。

 

ミニマリストのように、なるべくモノに縛られずに暮らしたい!という方にオススメです。

 

「長期旅行に持っていきたいモノだけにする」という「整理の基準」。

 

あなたや家族が生きていくうえで、

必要不可欠なモノばかりを選ぶことができるはずです。

 

持ちモノが減るということは、

モノを置いておくスペースや、管理する手間と時間を減らして、

自分や家族のために使うことができます。

 

今の自分に似合う、着心地のいいモノだけにする

アドバイザー
アドバイザー
あなたは今、何歳ですか?
何をしている人ですか?

人は年齢を重ねると、体形も肌質も変わって、

似合うモノも少しずつ変化してきます。

 

それは、決してマイナスのことばかりではないはず。

 

以前は着こなせなかったデザインや質感の洋服が、似合うようになることもありますよね。

 

それに、職業や家族構成の変化によって、生活スタイルも変わってくれば、着ていて心地よい服も変わってきます。

 

高かったから……
以前はよく似合っていたのに……

……そんな衣類は、もうお役目を終えているのかもしれません。

 

「今の自分に似合う、着心地のいいモノだけにする」という「整理の基準」。

迷うモノは、今すぐ着てみて鏡の前に立ってみる。

そのとき「どんな気分になるか?」

今の自分としっかり向き合って、正直な気持ちに従ってみてください。

 

「理想の生活」を実現するためのファッションテーマを決める

大切なのは、もう着ない服を探すことよりも、

あなたの「理想の生活」に必要な服を選び取ること。

 

そのために、あなたのファッションのテーマを決めて

それを基準にするのもいいかもしれません。

 

なるべくテーマはキャッチコピーのように、印象強いものにするのがオススメ。

アドバイザー
アドバイザー
大人のリラックス感!

……など、キャッチコピーにしていたほうが、判断するときにブレない軸となってくれます。

 

「ファッションテーマ」を「整理の基準」にするという方法。

dogi「理想の生活」がハッキリしていない……という方は、

こちらの記事の下部で紹介している

ワークに先に取り組んでみてくださいね。

 

過去1年間で身につけたモノだけにする

理想を思い描いてみたけれど、やっぱり難しい……

そんなあなたにご紹介したいのが、こちら。

 

「過去1年間で身につけたモノだけにする」という「整理の基準」です。

 

これは、衣類整理のスタンダートともいえる基準で、

結果が基準になっているので判断しやすいですよね。

過去1年間、春夏秋冬を通して着なかった服というのは、

これから先の暮らしにも必要ないことが多いはず(冠婚葬祭に関わるモノは除く)。

 

未来志向でワクワクしながら、整理するのが理想だけど。

 

それ自体がストレスになるとか、

とにかく急いでいる、忙しいんだ!

そんな方には、この基準もオススメです。

 

もちろん、衣類に限らず、

家の中のあらゆる物にも当てはめて考えることができます。

 

「過去1年間使ったモノだけにする」という「整理の基準」。

 

ワクワクするような変化は少ないけれど、失敗もしにくい。

無難でスタンダードな方法です。

 

まとめ

いかがでしたか?

衣類の「整理の基準」のアイデアとして、

  • 同じ用途のモノを3つまでにする
  • 長期旅行に持っていきたいモノだけにする
  • 今の自分に似合う、着心地のいいモノだけにする
  • 理想の生活を実現するためのファッションテーマを決める
  • 過去1年間で身につけたモノだけにする

という5つの基準をご紹介しました。

 

あなたは、どんな基準で整理を行いますか?

参考にしてもらえると幸いです。