家のなかでも、アイテム数が特に多いのがキッチンですよね。
調理器具に食器、食品に消耗品など……たくさんのモノが狭い空間に収納されているのではないでしょうか。
毎日使う場所だからこそ、本当に必要なもの、大切にしたいものだけに厳選すれば、
家事のモチベーションも上がり、格段に使いやすいキッチンになります。
さあ、今回はキッチン用品の整理を、一緒に頑張りましょう。
キッチンにあるモノをジャンルごとに分ける
キッチンにあるもののアイテム数は多いので、
5つのジャンルに分けて、順番に整理していきます。
- 「調理器具」……鍋、フライパン、ボウル、おたまなどのキッチンツールなど
- 「調理家電」……炊飯器、電子レンジ、トースター、ミキサーなど
- 「食器・カトラリー」……皿、椀、コップ、箸やスプーンなどのカトラリーなど
- 「食品」……冷蔵庫の中の食品、常温保存の食品など
- 「その他」……ラップやポリ袋などの消耗品、掃除用や食器用の洗剤、保存容器など
あなたが決めたキッチンの「整理の基準」はなんですか?
まだ決められていないという人は、
この記事の下部で紹介している記事を読んで、
考えてみてくださいね。
「整理の基準」は決められましたか?
その基準にそって、それぞれのジャンルごとに一つひとつのアイテムを手に取り、
仕分けていきましょう。
1.調理器具
調理に使う道具を全部出します。
キッチンにあるモノだけでなく、別の部屋に頂きものの新品の鍋などはありませんか?
食べるモノに触れる道具なので、衛生的に整理作業を行うために、
ダイニングテーブルの上や、清潔な敷物を敷いた上などで作業できるといいですね。
量が多すぎて一度に出すのが難しい場合は、
さらに細かいジャンルごとに分けてみましょう。
ここでも、整理の3ステップです。
- 全部出す
- 整理の基準にそって仕分ける
- 残すものを戻す
多すぎる調理器具は、モノであふれたキッチンの原因になります。
例えば、おたまが5つもあれば、
……と悩む時間もかかりますし、
お目当てのモノを取り出すのに、
……ということにもなりますよね。
モノが少なくなれば出しっぱなしのモノも減り、掃除をするのも簡単ですよ。
2.調理家電
とはいっても、電子レンジや冷蔵庫は無理しないでくださいね 笑。
- 全部のモノに触れる
- 整理の基準にそって仕分ける
- 残すものを戻す
……で、整理しましょう。
3.食器・カトラリー
気合を入れて、ひとつ残らず全部出して、仕分けていきましょう。
ここまで取り組んできたあなたには「出さないで判断する…」という選択肢はないはずです。
こわれものが多いので、一度に全部出そうとせずに、ジャンルごとに分けて作業しましょう。
普段使いの「一軍の食器」
- 椀
- 皿
- グラス
- カトラリー
来客用や季節物の「二軍の食器」
- 椀
- 皿
- グラス
- カトラリー
まずは普段使いの「一軍の食器」と、来客用や季節物の「二軍の食器」に分けて、
それぞれ、椀、皿、グラス、カトラリー……など、ジャンルごとに全部出します。
それぞれ整理の基準にそって仕分けして、残ったモノを戻す、という作業をしていきます。
……でも、モノの立場で考えるとどうでしょうか。
使われずにずっと食器棚の奥に入れられていたり、
他の食器を取り出すときに邪魔もの扱いされたり……。
そんな扱いなら、捨ててくれ!
……って思っているかもしれませんよね。思ってないだろうけれども。
とにかく、毎日フルコース!とか、和洋中で食器も使い分けてます!とかいう丁寧な生活をされている方でもない限り、
あなたの家庭に必要な食器の量は、限られているのではないでしょうか。
余計なモノがない食器棚は、食器の出し入れもしやすくて快適ですよ。
4.食品
食品は、冷蔵庫、冷凍室、常温(ストック品)に分けて整理しましょう。
大きめのポリ袋や清潔なレジャーシートなどを敷いて作業をすると汚れを気にせず作業できていいですよ。
冷蔵庫
生鮮品もあるので、スピード感をもって取り組みます。
冷蔵庫にはたくさんの食品が入っているので大変そうに見えますが、大丈夫。
- 賞味期限が切れている
- 開封したけど使っていない
……そんな食材はありませんか?
食品を出しながら、明らかに処分したほうが良いものは捨てていきましょう。
冷凍室
冷凍室の中のモノを全部出してみましょう。
冷凍保存の目安は1~2ヶ月とされていますが、
自宅で下処理をして冷凍した食品は2週間を目安にするといいそうです。
- 賞味期限が切れている
- いつ冷凍したか思い出せない
……そんな食品は処分していきましょう。
常温(ストック品)
出すときに、
- 乾物
- 麺
- レトルト
- 調味料
- 缶詰
……など、カテゴリーごとに分けると、仕分け作業がスムーズです。
- 賞味期限が切れている
- 開封したけど使っていない
……というモノは処分しましょう。
頂きものの食材や調味料で、家族の口に合わずに使わないものはありませんか?
そんな食材は、今日食べるか捨てるかしないと、いつまでもなくならないかもしれません。
液体調味料のなかには、開栓後要冷蔵のものもあります。
あらためて表示を確認しましょう。
賞味期限が近い食材がたくさん見つかったら、しばらくスーパーに行くのはやめて、
残り物食材一掃キャンペーンを実施するのはいかがでしょうか。
いつもと違う組み合わせで、新メニューが開発できるかもしれませんよ。
5.その他、消耗品・洗剤・保存容器など
カテゴリーごとに分けて、仕分けして、残ったモノを戻します。
消耗品
- ラップ
- ポリ袋
- お弁当用品
- 割りばし
- 紙コップ
- つまようじ
……など、消耗品のストックを全部出します。
毎日使うモノから、数か月に1回しか使わないモノまで、多岐にわたりますよね。
未使用でも何年も置いているようなアイテムや、数が多すぎるモノは、
一度処分してみてもいいかもしれません。
そういうモノは必要になったときに、
またお店で購入することができますので、安心してください。
洗剤
- 食器用洗剤
- 掃除用洗剤
- ハンドソープ
- 重曹
- クエン酸
……など、キッチンの掃除に使うモノを全部だします。
開封したけど使っていないモノ、量の多すぎるストックはありませんか?
保存容器
保存容器は、プラスチック、ガラス、ホーローなど、
好みや用途によってさまざまな種類がありますよね。
種類が揃ってないと、嵩張って収納しにくいのではないでしょうか。
何となく捨てられずに、たくさんの保存容器があるという方は、
使うシーンや頻度を考えて、
いったん最小限の量に絞ってやりくりしてみるのもいいかもしれません。
案外、食器にラップをして冷蔵庫に入れておいた方が、使い勝手がよいと気づくかも?!
残すか迷うモノは、しばらく別部屋で保管します
しばらくキッチン以外の場所に置いてみましょう。
調理中、どうしても使いたい場合は、そこから出してキッチンに戻せばOKです。
しばらくたっても、使わなければ、それらのモノはあなたのキッチンには必要のないということ。
家じゅうのモノの整理が終わるころには、気持ちの整理もついて、処分できるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、キッチンにある調理道具や食品の整理を、
カテゴリーに分けて整理の進め方や、仕分けのアイデアをご紹介しました。
キッチンはコンパクトな空間ながら、たくさんのアイテムがあり、
適正量をまちがえるとすぐにあふれ出てしまいますよね。
逆に、あなたの家の適正量をきちんと守ることができれば、
使いやすいキッチンになるはずです。
この記事を読み終わったら、時間を見つけて取り組んでいきましょう。
応援しています!
【参考記事】