地震、津波、火災、竜巻、噴火、大雨、洪水、土砂崩れ……。
いつ、どこで、どんな災害に巻き込まれるかなんて、
誰にもわからないですよね。
だからこそ、その非常時への備えが、
難しいのではないでしょうか。
そこで、トノエルは起こりうる状況を
3つのケースに分けて、
それぞれに備えることにしました。
今回は、その3つのケースをご紹介します。
あなたなら、どんなふうに想定しますか?
一緒に考えながらお読みいただけると嬉しいです。
まずは、起こりうる非常時を想像してみる
さまざまなケースに対応できる、
「完璧な備え」ってどんなものでしょうか。
……なんて声が聞こえてきそうですね。
それに、どんなに防災に精通された方でも、
……なんて、そんな無責任なことは言えないはずです。
なぜなら、
- 災害の状況
- 家族構成
- 家の状態
- 周辺の環境
……などは千差万別なのに、
その状況によって
備えるべき場面や対策も変わってくるからです。
そこでトノエルは、非常時の状況を、
緊急性に合わせて3つのケースに分けて、
想像してみることにしました。
ケース1 超緊急避難
これは緊急性が一番高い場面「超緊急避難」。
……という状況です。
トノエル家にありえそうな状況としては、
- マンション火災
- マンション周辺の大規模火災
- 大きな地震でマンションが傾いた
- 大きな竜巻でマンションが壊れた
- 旅行中で自宅に帰れない状況で災害にあった
- 自治体から警戒レベル5(災害発生情報)が発令され、命を守るために避難が適当だと判断した
……などが想像できます。
そのほか、立地によっては、
- 津波が到達した
- 台風や大雨で洪水や土砂崩になった
- 大規模噴火で噴石、火砕流が到達した
……などの状況も、
「超緊急避難」すべき状況になりますね。
ケース2 緊急避難
……という状況です。
トノエル家にありえそうな状況としては、
- 大地震のあとの余震が続いている
- マンションの構造に不安を感じた
- 自宅だと情報がなさすぎて不安
- 自治体から警戒レベル4(全員避難!)が発令された
- 自治体から警戒レベル3(避難に時間を要する人は避難!)が発令された
……などが想像できます。
そのほか、立地によっては、
- 津波が到達するかもしれない
- 台風や大雨で洪水や土砂崩れの恐れがある
- 噴火で噴石、火砕流の恐れがある
……などの状況も、
「緊急避難」すべき状況になりますね。
ケース3 在宅避難
……という状況です。
トノエル家にありえそうな状況としては、
- 大地震などで上下水道・電気・ガス・ごみ収集などが長期間ストップする
- マンション自体は崩壊の恐れはなく、避難所より安心して過ごせる
- 避難所に入ることを拒否された
- 自治体から警戒レベル3(避難に時間を要する人は避難!)が発令されたとき
- 自治体から警戒レベル2(避難行動の確認)が発令されたとき
- 自治体から警戒レベル1(心構えを高める)が発令されたとき
……などが想像できます。
3つのケース、それぞれに対応策を考える
あなたの場合は、どうなりましたか?
トノエルは、この3つのケースごとに、
対応策を考えて備えることにしました。
これまで、見て見ぬふりをしてきたというか、
考えたくないと思考停止してたというか。
それでもやっぱり想像してみるってことが、
大切なんだなと気づきました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、非常時の状況を、緊急性に合わせて3つのケースに分けてご紹介しました。
次回は、「ケース1 超緊急避難」の状況をさらに詳しく想像していきます。
丁寧な暮らしに憧れがあっても。
まず大切なのは、家族と自分の命。
日々の暮らしと、防災、
どちらかに偏ることなく、
ほどよいバランスを見つけていきたいですね。