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「集客しなきゃ」と焦る前に、整理収納の仕事で手が止まる本当の理由

整理収納を仕事にしたい。
資格も取った。発信も始めた。自分なりに動こうとはしている。

でも、なぜか手が止まる。

そんな時、多くの人が「集客ができないからだ」と思いがちです。
もちろん集客は大事です。けれど、止まっている原因は、もっと手前にあることもあります。

今回は、トノエル校に入る前は「集客ができないこと」がネックだと思っていたはてなちゃんと、トノエルが、整理収納を仕事にする時にぶつかりやすい『集客の前の壁』について話していきます。

トノエル
トノエル
整理収納を仕事にしたい人のためのオンラインスクール「トノエル校」を主宰しているトノエルです
はてなちゃん
はてなちゃん
「トノエル校」に参加しているはてなちゃんです

「集客ができないから止まっている」と思っていた

はてなちゃん:
トノエルさん、私、トノエル校に入る前は、完全に思ってました。

トノエル:
何をですか?

はてなちゃん:
自分は集客ができないから止まってるんだ、って。

トノエル:
ああ、そこですね。

はてなちゃん:
整理収納を仕事にしたい気持ちはある。
資格も取った。
発信も始めた。
でも、なぜか動けない。

トノエル:
うんうん。

はてなちゃん:
だから、これはもう集客が苦手だからだなって思ってました。

トノエル:
そう思いやすいですよね。

はてなちゃん:
SNSを見ても、集客、発信、導線、リール、スレッズ……って、いろいろ流れてくるじゃないですか。

トノエル:
流れてきますね。
見れば見るほど、「何かしなきゃ」ってなります。

はてなちゃん:
そうなんです。
で、お客様が途切れそうになると、今でも反射的に
「あ、集客頑張らなきゃ」
って思っちゃうんです。

トノエル:
その反射、あるあるですね。

はてなちゃん:
あるあるですか?

トノエル:
あるあるです。
お客様が途切れるって、目に見えて不安になるじゃないですか。
だから一番分かりやすい「集客」に意識が向くんです。

はてなちゃん:
たしかに。
「来月どうしよう」ってなると、まず投稿しなきゃって思います。

トノエル:
もちろん、お客様との出会いも大事です。
そこは否定しません。

はてなちゃん:
はい。

トノエル:
でも、整理収納を仕事にしたい人が止まっている時って、原因が集客だけじゃないことが多いんです。

はてなちゃん:
そこなんですよね。
トノエル校に入って動いてみたら、私も「ネックはそこだけじゃなかった」って分かってきました。

集客の前に、サービスの輪郭がぼんやりしている

トノエル:
はてなちゃんは、どこで気づきました?

はてなちゃん:
発信する前に、そもそも自分が何をどう提供するのか、あんまり見えてなかったんです。

トノエル:
そこ、大きいです。

はてなちゃん:
「整理収納サービスをします」とは言えるんです。
でも、じゃあ単発なのか、継続なのか。
どういうお客様に、どこまで関わるのか。
何をゴールにするのか。

トノエル:
はい。

はてなちゃん:
そこがぼんやりしたまま、集客しようとしてたんですよね。

トノエル:
それ、かなりしんどいです。

はてなちゃん:
しんどかったです。
投稿しようとしても、何を書けばいいのか分からなくて。

トノエル:
売るものの輪郭が自分の中で定まっていない状態で、集客を考えるのは難しいんです。

はてなちゃん:
ですよね。
「来てください」って言いたくても、何に来てもらうのか、自分でも少し曖昧で。

トノエル:
そう。
だから、止まっている原因が「集客が苦手だから」ではなく、もっと手前で
「自分は何をどう提供できるのか」
の解像度が足りていないだけ、ということがあります。

はてなちゃん:
それを聞くと、ちょっと救われます。
行動力がないわけじゃなかったんだって。

トノエル:
むしろ、ちゃんと考えているから止まることもあります。

はてなちゃん:
分かります。
何も考えてなかったら、勢いで出せるのかもしれないけど。

トノエル:
そうなんですよね。
でも、整理収納ってお客様の家や暮らしに入っていく仕事だから、考えますよね。

本当のネックは、ケーススタディ不足かもしれない

はてなちゃん:
トノエルさんがよく言う「ケーススタディ」って、ここにつながるんですね。

トノエル:
つながります。
整理収納を仕事にしたい人が自信を持てない理由のひとつは、ケーススタディが足りないことです。

はてなちゃん:
事例が足りないから、自分の中に判断材料がない。

トノエル:
そうです。
たとえば、継続サービスを提案した方がよさそうなお客様がいたとします。

はてなちゃん:
はい。

トノエル:
でも、自分の中に
「こういうケースでは、こう関わるといい」
「単発ではここまで、継続ならここまで支えられる」
という事例の蓄積が少ないと、提案するのが怖くなるんです。

はてなちゃん:
怖いです。
「押し売りにならないかな」とか、「自分がそこまで関われるかな」とか思います。

トノエル:
そう。
自信がないから、継続サービスの提案ができない。
継続でどう関わればいいかイメージが持てない。
すると、自分のサービスそのものがぼんやりしたままになる。

はてなちゃん:
それで、また「集客しなきゃ」に戻るんですよね。

トノエル:
戻りやすいです。

はてなちゃん:
私も今でも、お客様が途切れそうになると、すぐそっちに行きそうになります。

トノエル:
うん。

はてなちゃん:
でも最近は、
「あ、違う違う。集客だけじゃなくて、まずサービスの中身を見るんだった」
って思い直すようにしています。

トノエル:
それがすごく大事です。
焦った時ほど、分かりやすい不安に引っ張られますから。

はてなちゃん:
集客って、分かりやすい不安なんですね。

トノエル:
そうです。
でも本当は、売るものの輪郭や、継続でどう関わるかの自信が整っていないことが、手を止めている場合があります。

整理収納は、ただモノを片付ける仕事ではない

はてなちゃん:
そもそも整理収納って、思っていたより深い仕事ですよね。

トノエル:
深いです。
ただモノを片付ける仕事ではないです。

はてなちゃん:
最初は「この部屋を片付けたい」とか「物を減らしたい」という相談でも、話を聞くと全然そこだけじゃないことがあります。

トノエル:
ありますね。
家全体の使い方だったり、家族との関わり方だったり、これから先どう暮らしたいか、という話にまでつながることがあります。

はてなちゃん:
ただ収納用品を選ぶだけじゃないんですよね。

トノエル:
そう。
今ある物を見ると、その人が何を大切にしてきたかが見えてくることがあります。

はてなちゃん:
過去が見える感じですね。

トノエル:
うん。
そして、これから何を残したいか、どう暮らしたいかも見えてくる。

はてなちゃん:
未来も見るんですね。

トノエル:
だから片付けって、過去と未来を一緒に整理するような作業でもあるんです。

はてなちゃん:
それを聞くと、重みがありますね。

トノエル:
あります。
でも、怖がりすぎなくて大丈夫です。

はてなちゃん:
ここで「私には無理かも」って思う人もいそうです。

トノエル:
思いますよね。
でも整理収納の仕事は、気軽に始めていいんです。
副業でもいいし、最初は小さな一歩でもいい。

はてなちゃん:
はい。

トノエル:
ただ、やっていくほど
「これはただ片付ける仕事ではないな」
と気づく場面が増えていくんです。

深い仕事だからこそ、迷うのは普通

はてなちゃん:
深い仕事だと分かるほど、迷いも出ますよね。

トノエル:
出ます。
でも、それは悪いことではありません。

はてなちゃん:
悪いことじゃない。

トノエル:
整理収納って、正解のない仕事なんです。

はてなちゃん:
正解がない。

トノエル:
生き方に正解がないのと同じで、どんな暮らしがその人に合っているのかも、何を残して何を手放すのかも、ひとつの答えでは決まりません。

はてなちゃん:
たしかに。
「これが正解です」とは言えないですね。

トノエル:
だから現場では迷います。
この提案でいいのかな。
ここまで踏み込んでいいのかな。
単発で終わる話じゃない気がする。
もっと継続で関わった方がいいのでは。

はてなちゃん:
その迷い、あります。

トノエル:
それは、ちゃんと相手を見ているからこその迷いです。

はてなちゃん:
迷うこと自体を、ダメだと思わなくていいんですね。

トノエル:
思わなくていいです。
迷わないことがプロ、ではないと思うんですよね。

はてなちゃん:
それ、ちょっと安心します。

トノエル:
迷った時に、どう考えるか。
どんな事例を参照するか。
誰に相談するか。
そこが大事なんです。

一人で抱えると、止まりやすい

はてなちゃん:
でも、整理収納を仕事にしたい人って、まじめな人が多い気がします。

トノエル:
多いです。
責任感がある人が多いですね。

はてなちゃん:
だから、
「まずは一人でできるようになってから」
「ちゃんと整ってから出したい」
って思いやすい。

トノエル:
そうなんです。
でも、この仕事はそれだと止まりやすいです。

はてなちゃん:
なぜですか?

トノエル:
整理収納は、人や家によってかなり違うからです。

はてなちゃん:
たしかに。
一人暮らしなのか、子育て中なのかでも違いますね。

トノエル:
そう。
物量の問題なのか、収納スペースの問題なのか。
美収納を目指すのか、暮らしを立て直したいのか。

はてなちゃん:
同じ「片付けたい」でも、背景が全然違う。

トノエル:
依頼者の性格や、家族関係も関係します。
賃貸か、持ち家か。
マンションか、戸建てか。
少し条件が変わるだけで、必要な関わり方も変わります。

はてなちゃん:
それを一人で全部判断しようとすると、重いですね。

トノエル:
重いです。
だからこそ、他の人の事例を知ること、似たケースの考え方を聞けること、迷った時に相談できることがものすごく大事になります。

はてなちゃん:
困った時に相談できる人がいるだけで、動ける感じはあります。

トノエル:
ありますよね。
相談できる環境って、人を前に進める力になります。

片付けの先に、暮らし全体が見えることがある

はてなちゃん:
現場って、一部屋だけの話で終わらないこともありますよね。

トノエル:
あります。
一部屋を整えれば済む話ではなく、家全体、暮らし全体を見直す必要が見えてくることもあります。

はてなちゃん:
片付けを入口にして、家族の課題が見えてくることもありますよね。

トノエル:
あります。
それから、将来の備えが見えてくることもあります。

はてなちゃん:
そういう流れを見ると、単発の作業サービスだけでは足りない場合もあるんだなと思います。

トノエル:
そうですね。
もちろん全部を大げさに言う必要はありません。

はてなちゃん:
はい。

トノエル:
でも、暮らしが変わると、毎日の判断が変わります。
毎日の判断が変わると、その人の未来の動き方も変わっていきます。

はてなちゃん:
整理収納って、変化の入口になるんですね。

トノエル:
そう思います。
だから「人生が変わるようなサービスにしていきたい」という感覚も、私は分かるんです。

はてなちゃん:
ただ片付けるだけじゃないからこそ、継続で関わる意味も出てくる。

トノエル:
そうです。
でもその分、どう組み立てるかは一人だと迷いやすいんです。

最初の一歩は「全部一人でやること」じゃない

はてなちゃん:
以前の私は、まず全部一人でできるようにならないとダメだと思っていました。

トノエル:
そう思いやすいですよね。

はてなちゃん:
サービスも整えて、発信もできて、集客もできて、提案もできて。
それから仕事にする、みたいに。

トノエル:
全部乗せですね。

はてなちゃん:
全部乗せです。
しかも大盛りです。

トノエル:
それはお腹いっぱいになります。笑

はてなちゃん:
だから動けなかったんですよね。

トノエル:
最初の一歩は、全部一人でできるようになることじゃなくていいです。

はてなちゃん:
はい。

トノエル:
事例を知れる場所があること。
相談できる相手がいること。
自分の考えを言葉にできる場があること。
それ自体が、前に進むための一歩になります。

はてなちゃん:
一人で抱えなくていいと思えるだけで、少し動きやすくなります。

トノエル:
そうなんです。
整理収納は、気軽に始めていい仕事です。
でも、相談しながら育てていく方が進みやすい仕事でもあります。

はてなちゃん:
正解がないからこそ、ですね。

トノエル:
そう。
正解がない。
ケースごとに違う。
単発か継続かの判断も迷う。
提案の言葉にも悩む。
だったら、一人で全部抱えなくていいんです。

「集客しなきゃ」の前に、見るところがある

はてなちゃん:
お客様が途切れそうになると、今でも私は「集客しなきゃ」ってなります。

トノエル:
なりますよね。

はてなちゃん:
でも、そのたびに
「あ、違う違う。見るところはそこだけじゃない」
って思い直しています。

トノエル:
それでいいと思います。

はてなちゃん:
完璧に不安がなくなるわけではないんですね。

トノエル:
なくならないと思います。
仕事をしていれば、不安になる時はあります。

はてなちゃん:
そうですよね。

トノエル:
ただ、その不安が出た時に、すぐに
「投稿を増やさなきゃ」
「集客できない自分がダメなんだ」
と決めつけないことです。

はてなちゃん:
はい。

トノエル:
見るべきなのは、
「自分は何をどう提供できるのか」
「どんなケースにどう関われるのか」
「単発ではなく継続で支えるなら、何をするのか」
「提案する言葉を持てているか」
こういう部分でもあります。

はてなちゃん:
集客の前に、仕事の解像度を上げるんですね。

トノエル:
そうです。
止まっているのは、向いていないからではなく、解像度を上げるタイミングに来ているだけかもしれません。

はてなちゃん:
その言い方、いいですね。
止まっているんじゃなくて、見えるようにする時期。

トノエル:
うん。
そう捉えると、少し前に進みやすくなると思います。

相談できる環境があると、手が動き出す

はてなちゃん:
トノエル校に入ってよかったと思うのは、迷った時に相談できることなんです。

トノエル:
そこは大事にしています。

はてなちゃん:
一人で考えている時は、頭の中でぐるぐるして終わっていました。

トノエル:
分かります。
考えているようで、同じところを回っていることがありますよね。

はてなちゃん:
そうなんです。
でも相談すると、
「あ、まずここを見ればいいんだ」
「このケースはこう考えればいいんだ」
って、少し道が見える。

トノエル:
その少しが大きいんですよね。

はてなちゃん:
はい。
「何からやればいいかわからない」が、
「まずこれをやってみよう」
に変わります。

トノエル:
整理収納の仕事は、知識を増やすだけで前に進むとは限りません。

はてなちゃん:
事例が必要なんですね。

トノエル:
事例を知って、考え方に触れて、迷った時に相談できること。
それが仕事の解像度を上げてくれます。

はてなちゃん:
集客の前の壁が見える感じですね。

トノエル:
そうです。
そして、その壁は気合いや根性で越えるものではないです。

はてなちゃん:
じゃあ、どう越えるんですか?

トノエル:
一人で抱えずに、見えるようにしていく。
事例を見て、言葉にして、相談して、少しずつ自分のサービスの輪郭を作っていく。
その積み重ねです。

迷うのは、この仕事をちゃんと見ているから

はてなちゃん:
今日の話、昔の自分に聞かせたいです。

トノエル:
なんて言ってあげたいですか?

はてなちゃん:
「集客できないから向いてない」って決めつけなくていいよ、って言いたいです。

トノエル:
うん。

はてなちゃん:
あと、焦るとすぐSNSを見て、また焦るから、ちょっと落ち着いてって。

トノエル:
それは大事ですね。
SNSを見ると、みんなすごく進んでいるように見えますから。

はてなちゃん:
見えます。
「私だけ止まってる?」って思います。

トノエル:
でも、止まっているように見える時って、本当は考えている時でもあります。

はてなちゃん:
はい。

トノエル:
整理収納は、人の暮らし方や人生に関わる仕事です。
だからこそ、深い。
だからこそ、迷う。
でも、だからこそ、一人で抱えなくていいんです。

はてなちゃん:
迷うのは、この仕事をちゃんと見ているから。

トノエル:
そう思います。
もちろん、ずっと立ち止まったままでいいわけではありません。
でも、立ち止まった時に「自分がダメなんだ」と責めなくていい。

はてなちゃん:
見る場所を変える。

トノエル:
そう。
集客だけを見るのではなく、サービスの輪郭を見る。
ケーススタディを見る。
継続でどう関わるかを見る。
そして、必要なら相談できる環境を持つ。

はてなちゃん:
その方が、ちゃんと前に進めそうです。

トノエル:
整理収納の仕事は、最初から完璧な自信がなくても続けていけます。
迷った時に立ち止まらずに済む環境があること。
それが、思っている以上に支えになります。

はてなちゃん:
一人で抱えなくていいんですね。

トノエル:
うん。
自分に合う環境が見つかるだけで、止まっていた手が動き出すことは、ほんとうによくあります。

まとめ

整理収納を仕事にしたいのに手が止まると、
「自分は集客ができないからだ」
「行動力がないからだ」
と思ってしまうことがあります。

もちろん、発信や集客は大事です。
でも、止まっている原因は、集客の前にあることも少なくありません。

特に多いのは、ケーススタディ不足です。

事例が足りないと、
自分が何をどう提供できるのかが見えにくくなります。
継続サービスをどう提案すればいいのかも分かりにくくなります。
その結果、サービスの輪郭がぼんやりしたままになり、集客の前で手が止まってしまうのです。

整理収納は、ただモノを片付ける仕事ではありません。
人の暮らし方、家族との関係、これからどう暮らしたいかに関わることもある仕事です。

だからこそ、迷うのは自然です。

大切なのは、迷いを一人で抱え込まないこと。
事例を知れる場所、相談できる相手、自分の考えを言葉にできる場があると、仕事の解像度が上がっていきます。

お客様が途切れそうになった時、すぐに
「集客を頑張らなきゃ」
と焦る前に、少し立ち止まってみてください。

自分は何をどう提供できるのか。
どんなケースにどう関われるのか。
継続で支えるなら、何をするのか。

そこが見えてくると、発信や集客の言葉も変わっていきます。

止まっているのは、向いていないからではなく、解像度を上げるタイミングに来ているだけかもしれません。
一人で抱えず、相談しながら、自分の整理収納サービスを育てていきましょう。

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